脳ドックの評判は?受ける前に知っておきたい5つのこと!
脳ドックは、人間ドックのうち、脳の検査のことです。
有名人がくも膜下出血で亡くなったなどというニュースが流れたり、知り合いの方が脳梗塞になったなどという話を聞くと、つい不安になって自分も脳の検査を受けておこうと思うかもしれません。
今回は、この脳ドックのホントのところをまとめました。受ける前に是非チェックしてください。
Sponsored Link
目次
あなたは本当に脳ドックを受けるべきなのか?
1度受けてみるのはいいでしょうけど、毎年は受ける必要はなさそうですね。
どんな人が脳ドックを受けるべきか?
脳ドックを受けるべき人は、一般的には中高年以降の人は脳ドックを受けるべき対象となりますが、
- 中高年以上の人
 - 脳卒中の家族歴がある人
 - 高血圧がある人
 - 肥満がある人
 - 喫煙習慣がある人
 
は、特に血管病変のリスクが高くなるので、受けるべきです。
関連記事)
・脳ドックを受けるべき人はどんな人?
・脳ドックを受けるべき年齢は?
Sponsored Link
脳ドックってどんな検査をするの?
- 頭部MRI
 - 頭部MRA
 - 頸部MRA
 - 頚動脈エコー
 
ただし、下2つはオプションとなることが多いです。
関連記事)脳ドックの検査内容は?何がわかるの?
脳ドックで何がわかるの?
- 脳梗塞
 - 脳出血
 - 脳腫瘍
 - 脳の炎症
 - 脳の加齢性変化
 - 脳の萎縮の程度
 - 脳および頸部の動脈の狭窄、動脈瘤の有無
 
症状がない状態で、検査するのが脳ドックですから、基本的に新しい脳梗塞や脳出血が見つかる頻度はほとんどありませんが、これらの予防や早期発見に役立てることができます。
特に脳の動脈の狭窄や動脈瘤というのは、高血圧や加齢、家族歴、肥満、喫煙などが危険因子になるため、これらに該当する人は今の脳の状態をチェックするという意味でも受ける価値はあります。
脳ドックの費用はいくら?
関連記事)
・脳ドックの料金の相場は?
・脳ドックの評判はどうやって決まる?
動脈瘤が見つかることはあなたにとって幸せか?
動脈瘤は脳ドックを受けた人の2-5%に見つかります。
そして5mm以下の小さなものは、0.5%で破裂するというデータもあります。
逆に言えば、5mm以下の動脈瘤が見つかった人の99.5%はいらぬ心配だけが増えたと言い換えることもできます。
これは脳ドックに限らないことですが、人間ドックを受けるということは、病気かどうか「わからないもの」も見つかることもあるということです。
関連記事)脳ドックで脳動脈瘤の発見率は?破裂率は?
最後に
脳ドックを受けるべき人、どんな検査で何がわかるのか、という点を中心にまとめました。
受けるときには、以上の点を踏まえた上で受けるようにしましょう。
Sponsored Link