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傾きマンション 旭化成子会社が杭のデータ転用か10月15日 4時25分
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大手化学メーカーの旭化成は、子会社の旭化成建材が、建築基準法違反の疑いが持たれている横浜市内の大型マンションで、問題となったくいの工事を請け負い、くいの施工データを転用していたことが分かったと発表しました。改修などの費用については全額を負担するとしています。
それによりますと、旭化成建材は下請け業者として横浜市のマンションで工事を請け負っていましたが、建物を支えるくいを打ち込む工事で、くいが強固な地盤に届いていることを確認するデータの一部が転用されるなどして、工事に不具合があったことが分かったということです。
これまでの旭化成の調査では、くいの工事の報告書に同じマンションの別の棟のデータが、そのまま転用されたり、データが書き加えられたりした跡が見つかったということです。
旭化成は副社長をトップとする調査委員会を発足させて、さらに詳しく原因の調査を進めるとともに、再発防止に取り組むとしています。
これを受けて旭化成は、「マンションの補強や改修工事、および、ほかの棟の調査に必要な費用については、工事を請け負った子会社が全額を負担することにしている」としています。
さらに旭化成は「お客さまや関係する皆さまの信頼を損なう結果となりましたことを深く反省し、心からおわび申し上げます」とコメントしています。
これまでの旭化成の調査では、くいの工事の報告書に同じマンションの別の棟のデータが、そのまま転用されたり、データが書き加えられたりした跡が見つかったということです。
旭化成は副社長をトップとする調査委員会を発足させて、さらに詳しく原因の調査を進めるとともに、再発防止に取り組むとしています。
これを受けて旭化成は、「マンションの補強や改修工事、および、ほかの棟の調査に必要な費用については、工事を請け負った子会社が全額を負担することにしている」としています。
さらに旭化成は「お客さまや関係する皆さまの信頼を損なう結果となりましたことを深く反省し、心からおわび申し上げます」とコメントしています。