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 セブン&アイ・ホールディングスは14日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにセブン―イレブンを初出店したと発表した。中東進出は初めて。当初は七つの首長国のうちドバイに集中出店し、その後アブダビなどほかの首長国に展開していくという。

 開店は現地の13日付。現地の食文化にあわせたオリジナルメニューを開発し、ひよこ豆をすりつぶした「フムス」や、鶏肉の炊き込みご飯「チキンビリヤニ」なども提供する。たばこは置くが、宗教上の理由から酒は売らない。

 現地の王族が代表を務める地元資本の会社が運営する。これまでセブン―イレブンの海外展開では米国法人が主導していたが、今回初めて立ち上げ段階から日本側が積極的に関わる。