3カ月予報:年内気温平年並み 太平洋側で晴れの日少なく
毎日新聞 2015年09月25日 19時20分
気象庁は25日、冬(12月〜来年2月)と3カ月(10〜12月)の予報を発表した。冬の平均気温は、東日本(関東甲信、北陸、東海)と西日本(近畿、中国、四国、九州)、沖縄・奄美で平年より高く、暖冬の可能性が高い。エルニーニョ現象の影響により偏西風が日本の東で北に蛇行し、冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の流れ込みが弱いためという。北日本(北海道、東北)はほぼ平年並み。
日本海側の降雪量は、北日本でほぼ平年並み、西日本は平年並みか少なく、東日本は少ない。降水量は、低気圧や前線の影響を受けやすい東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美で多い見通し。
10〜12月の平均気温は、沖縄・奄美で高く、その他は平年並みか高い。降水量は、北日本から東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美で平年並みか多い。【狩野智彦】
▽10月 天気は数日の周期で変わる。
▽11、12月 太平洋側を中心に平年に比べ晴れの日が少ない。