森会長「権限なかった」と反論 新国立責任問題で 【共同通信】
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は14日、新国立競技場問題を検証した文部科学省の第三者委員会が、森会長もメンバーだった日本スポーツ振興センター(JSC)の有識者会議の責任を指摘したことに対し「いくら予算を付けろとかの権限は全くなかった」と反論した。 第三者委員会の報告書は「メンバーが重鎮ぞろいで実質的に重要事項の承認機関となっていた。JSCの意思決定を遅らせた」と問題視した。 森会長は「重鎮と言われても困る」とし、国際オリンピック委員会が求める条件を満たすため「大変な経費が掛かることは無理からぬこと」だったとの見解を示した。 |