シルバーウイーク:東京発下り新幹線は軒並み混雑
毎日新聞 2015年09月19日 11時12分(最終更新 09月19日 13時02分)
2003年の祝日法改正以降、2度目となる秋の大型連休「シルバーウイーク」が19日始まった。前回は6年前の09年、次は11年後の2026年。カレンダー上、この時期の5連休はめったにない「稼ぎ時」とあって、レジャー・旅行業界の期待は大きい。
期間中の高速道路の渋滞はゴールデンウイーク並みと予想され、19日午前9時半現在で東名高速下りは綾瀬バス停を先頭に18キロの渋滞が発生。渋滞のピークは下り線が20日午前6〜8時ごろ、上り線が22日午後4〜5時ごろで、50キロ前後の渋滞となりそう。
JR東日本などによると午前10時現在、東北新幹線の8時48分東京発盛岡行き「やまびこ」の自由席の乗車率150%、北陸新幹線の8時12分東京発金沢行き「はくたか」自由席が120%となっているなど、下りの新幹線は軒並み混雑している。
成田空港も連休を海外で過ごす旅行客らの出国ラッシュのピークを迎えた。19日は全日空で約8500人、日本航空で約8200人が成田から出国する。【渡辺暢】