林経産相が第一原発初視察 「第二原発再稼働、東電決める」
林幹雄経済産業相は１２日、就任後初めて東京電力福島第一原発を視察した。視察終了後報道陣の質問に応え、福島第二原発の再稼働について、事業者である東電が決めるという考えを示した。
林経産相は「東電が地元の意見を十分に聞いている。東電が（再稼働の是非を）決めていくのではないか」と述べた。政府として「東電の対応をしっかり見守っていきたい」と強調した。近く内堀雅雄知事と会談する考えも示した。
林経産相は就任後初めての視察先として福島第一原発を選んだ。４号機原子炉建屋や凍土遮水壁工事現場、Ｋ排水路ポンプ設置場所などを見て回った。汚染水対策や廃炉に向けた取り組みに関し、「着実に一歩一歩進んでいると実感した」と述べた。
（カテゴリー：福島第一原発事故）