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 今年のノーベル文学賞に決まったベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチさん。国家の圧力に抵抗しながら一貫して、戦争や巨大原発事故などに翻弄(ほんろう)された民の声を集め、真実に迫ってきた。彼女は何を思い、書き続けてきたのか。代表作『チェルノブイリの祈り』の訳者・松本妙子さんが寄稿した。