2015年06月01日
妊娠・出産によるホルモンバランスの変化でワキガになる
妊娠や出産によってホルモンバランスが乱れると、ある日突然ワキガ臭を発することがあります。
ショックを受けるかもしれませんが、このように突然ワキガになる人は元々ワキガになる可能性を秘めていたと考えられます。
なぜそんなことが分かるのかというと、クサイ汗を分泌するアポクリン汗腺は、
生まれつき数が決まっているからです。アポクリン汗腺の量が少なければ、
ホルモンバランスが乱れても脇のニオイはそこまで強くなりません。
一方アポクリン汗腺の量が多いと、今回のケースのように体臭が突然強くなってしまいます。
つまり、妊娠や出産が原因で体臭が強くなった場合、普通の人よりもアポクリン汗腺が多い=ワキガ体質と言えるんです。
アポクリン汗腺は、ホルモンバランスの乱れ以外でも活発化することがあります。
妊娠すると母乳が作られるので胸が張りますが、この時に乳腺が汗腺を刺激し、ワキガ臭に繋がるという説もあります。
胸の張りが原因の場合、刺激されるのは脇のアポクリン汗腺なので、耳垢が湿ることはありませんよね。
家族にワキガ臭を発する人がいない場合でも同じです。両親のワキガがたまたま弱かっただけで、
アポクリン汗腺は存在している可能性は考えられますし、若いころの悪い食生活が原因でアポクリン汗腺が親よりも発達していたとも考えられます。
一時的に汗腺が活発化しただけなら時間とともに汗腺の働きも衰えていくため、数ヶ月〜1年ぐらいで元に戻ります。目安は授乳期です。元に戻る人の多くは授乳期を堺にだんだん臭いが弱くなっていきます。
また、出産直後は免疫力が低下するため、菌が繁殖しやすくなります。肌に住み着く常在菌はアポクリン汗を分解して臭いを発生させる張本人なので、その菌の数が増えればそれだけ臭いは強くなります。
元に戻るかどうかは授乳期を終えてみないとわからない
元に戻るタイプのワキガかどうかはある程度様子を見ないと分かりません。
医師に相談しても、はっきりとした回答は得られないはずです。
なので、ある程度の時間はワキガのまま過ごす必要があります。治るかどうかドキドキしながら生活しないといけないので辛いと思いますが、あまり考えないようにしたほうが良いです。
考え過ぎないためにも、
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