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【プロ野球】

バレンティンがCSファイナルの主役に名乗り

2015年10月14日 紙面から

打撃練習で汗を流すヤクルトのバレンティン=神宮室内練習場で(岩本旭人撮影)

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 クライマックスシリーズ(CS)は14日、セ、パ両リーグでファイナルステージが開幕する。セ優勝のヤクルトは神宮球場で2位巨人と、パ優勝のソフトバンクはヤフオクドームで3位から勝ち上がったロッテと対戦する。優勝チームが1勝のアドバンテージを持ち、6試合制で日本シリーズ進出を争う。パの第1戦の先発投手はソフトバンクが武田、ロッテは大嶺祐。予告先発のないセは、ヤクルトが石川、巨人は内海が予想される。

 ヤクルトのポストシーズンの主役に名乗りを上げたのは、遅れてきた主砲ウラディミール・バレンティン外野手(31)だ。今季は左太もも手術などで長期離脱し、レギュラーシーズンは出場15試合に止まっただけに「リーグ優勝には貢献できなかった。まだプレーできる場があるので、その分、ここからチームを日本一に導きたい気持ちが強い」とCS、日本シリーズでの爆発を誓った。

 バレンティンのいない間は川端、山田、畠山の3冠トリオが打ちまくり、チーム打率リーグトップのセ界最強打線を引っ張った。9月7日の再来日の時、「僕がいなくても優勝できそうだね」と冗談めかしていたが、実際、帰ってきた主砲の存在感は薄かった。日本記録の年間60発男が、このままでは終われない。17日はまな娘・ミアちゃんの4歳の誕生日でもあり、自らのバットで祝砲を上げたいところだ。

 リーグ戦終了後は、志願してフェニックス・リーグで人一倍打席に入り、特打もした。「宮崎で打席を積んできたのでそれを自信に臨みたい」と巻き返しを狙っている。

 真中監督も「本人が一番悔しく思っているだろうし、CSへの強い意気込みも感じさせる。彼が頑張ってくれれば、個々の負担も減らせるだろう」と、その姿勢を買っている。

 この日は神宮球場に隣接する室内練習場で軽めの調整。指揮官は選手全員を集めて「たまたま優勝はしたけど、巨人は常勝チーム。ウチはチャレンジャーの意識で、シーズン通り粘り強く戦ってほしい」と声を上げた。報道陣にキーマンを尋ねられると「全員で戦ってきた自負がある。キーマンは全員」。3冠トリオの後ろに控える大砲も、カギを握る。本来の力を取り戻せば、CS突破も、その先の日本一も視界良好だ。 (竹村和佳子)

 

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