広島メイドカフェ火災　間仕切り多く…気づくの遅くて逃げ遅れた？

　広島市中区の繁華街で雑居ビルが全焼し、メイドカフェの客ら３人が死亡、３人が重軽傷を負った火災で、６人がいたとみられる２階の部屋は、マッサージ用などの多数の小さな個室に間仕切りされ、逃げ遅れにつながった可能性があることが１３日、捜査関係者や客への取材で分かった。常連客は、個室が１０程度で窓がなく、薄暗かったなどと証言。１階南側の階段付近で発生した煙や炎が階段を伝って、先に２階へ広がった可能性が高いことも判明した。