森山敏男
2015年9月4日03時00分
空き缶の分別で小学生が特許――。安城市立丈山小学校6年の神谷明日香さん(12)は、磁石の性質を利用して、スチール缶とアルミ缶を分別する仕組みの特許を、8月14日付で取得した。特許庁によると小学生の特許取得は全国的にも珍しいという。7日、神谷学市長に報告する。
分別箱には、缶の投入口の少し下に、磁石2枚を貼り付けたプラスチック板をぶら下げた。分別箱の中は二つに分かれており、アルミ缶はそのまま下に、磁石に引き寄せられたスチール缶はもう一方の箱に収まるという仕組みだ。
3年生で磁石の性質を学んだ。家で遊んでいたときに、鉄が磁石の方に大きく引きつけられるのを体験し、「これは」と思い立ったという。
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