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 東北福祉大の鉄道模型館「TFUスカイトレイン」が今月、開館2周年を迎えた。「気動車時代の列車」など週替わりでテーマを決め、広さ16畳分の台の上に150メートルを超すレールを敷き、ドイツのメルクリン社製や日本製のHOゲージの車両を走らせている。

 模型館は、JR仙山線の東北福祉大前駅にある同大ステーションキャンパス館(仙台市青葉区)の中にあり、ボランティアによって運営されている。現在、急勾配を上るアプト式鉄道を走らせようと、新たな模型の線路設置を進めている。館長の菊地公一特任教授は「完成すれば日本一の模型館になるでしょう」と話す。

 開館は通常、土曜日の午前11時~午後4時だが、今月は18、25日の日曜日も開く。無料。鉄道交流ステーション(022・728・6612)。