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巡査長が自殺 パワハラか
ことし６月、高島警察署に勤務していた３４歳の巡査長が、勤務中に行方が分からなくなり、山の中に止めた車の中で自殺していたことが、警察への取材で分かりました。
警察は、上司の５０代の警部補が、どなったり、殴ったりするパワーハラスメントを繰り返していたとして、懲戒処分にする方針です。
警察によりますと、ことし６月、高島警察署の生活安全課に勤務していた３４歳の巡査長が、勤務中に行方が分からなくなり、３日後、山の中に止めた車の中で、豆炭を使って自殺しているのが見つかりました。
遺書は見つかっていないということですが、警察が同僚などから話を聞いたところ、上司の５０代の警部補が、高島警察署に異動してきたことし３月以降、亡くなった巡査長を勤務中にどなったり、酒の席で殴ったりする行為を繰り返していたことが分かったということです。
さらに、関係者によりますと、巡査長は、同じころ、親しい友人に、「上司が代わって仕事がきつい」などと話していたということです。
警察は、警部補の行為はパワーハラスメントにあたるとして、近く、懲戒処分にする方針です。
滋賀県警察本部の吉田隆首席監察官は、「正式な手続きを経た上で処分を決定したい」としています。
10月14日 03時32分