特濃b-BOY①調教特集 回収までの経緯

 以下に記す経緯は、はらだ先生が公表された事実関係を一切否定するものではございません。 なお、当該編集者が弊社に対し偽った、はらだ先生に関する業務内容は赤字で表記しております。

・2014年

1月23日(木)

特濃b-BOYデスクよりはらだ先生担当編集者(以下、当該編集者)に、先生への執筆依頼を指示する。

1月24日(金)

当該編集者よりデスクに「8月中旬締め切りで執筆のご承諾をいただいた」との報告を受ける。

・2015年

8月中旬

デスクが当該編集者より「先生ご多忙につき執筆のキャンセルをしたい」と相談を受ける。「ページを減らしてご執筆いただけないか」と回答、当該編集者より「先生からご承諾いただいた」と報告を受ける。

9月頭

デスクが当該編集者より「はらだ先生の新作は『宇宙のもずく!!』シリーズの続編読み切り予定」との報告を受ける。

9月上旬

デスクが当該編集者より「先生の体調が非常に悪く、締め切りまでの時間短縮のためネームを提出せずに原稿を進めたい」、併せて「過去に描いたアイデアを使用してのご執筆を希望されている」との相談を受ける。デスクは「どうしてもそのアイデアを使用したいならキャラクターやシチュエーションを変え、アイデアだけを使用するのであれば可」と回答する。

9月9日(水)

デスクが当該編集者より「先生のご体調不良で原稿が間に合わない。原稿は明日完成予定」との報告を受け、発売日を延期して対応することを判断。

9月10日(木)

デスクが当該編集者より「はらだ先生から『原稿を当日中に完成させることが難しい』とお電話にて伝えられた。先生の執筆者コメント(巻末収録「ライターズコメント」)を口頭にて頂戴した」との報告を受ける。

9月11日(金)

デスクが当該編集者より「朝9時頃に先生からオンラインストレージにて『宇宙のもずく!!』12枚の完成原稿をいただいた」と報告を受ける。デスクが当該編集者にタイトルはこのままで良いのか尋ねたところ、当該編集者は「問題がないことを先生にメールで確認した」との回答を得る。その後、印刷会社に入稿を行う。

10月2日(金)

特濃b-BOY①見本誌が印刷所より届く。
デスクが当該編集者より「昨日深夜、先生よりお電話で『実は12枚の原稿は同人誌をリメイクしたものである。昔の線を補正・セリフやキャラクターを変更して仕上げた。作品を削除して欲しい』とのご連絡を受けた」との報告を受ける。
デスクは上長と相談の上、流通上、作品の削除やこれ以上の発売延期は困難と判断し、「はらだ先生のご都合により同人誌発表作品を一部改変・改題して掲載いたしました」という旨の告知を行ってもよいか、直ちに先生に確認するよう当該編集者に指示を出す。

10月4日(日)

デスクが当該編集者より「先生に会って打ち合わせを行った」との報告を受ける。

10月5日(月)

当該同人誌を確認。ここに至った経緯を先生に早急に確認するよう当該編集者に指示する。

10月6日(火)

デスクが当該編集者より「確認中だが、先生と連絡が取れず」と経緯報告を受ける。引き続き確認を指示。

10月7日(水)

デスクが当該編集者より「先生から回収及び告知取り止めのご要望があった」と相談を受ける。法的理由のない回収は困難なため対応がかなわず、デスクが当該編集者に同行し、はらだ先生にお詫びとご相談を行うことになる。
21時頃デスクが、当該編集者のみはらだ先生にお会いいただけることになった、との報告を受ける。
その後、当該編集者より下記の報告を受ける。

22時頃「先生がデスクに会うことを恐がっている

23時頃「先生に以下2点お約束いただけた。
①現状のまま発売して構わない 
②告知文から『はらだ先生のご都合により』という部分を抜いて告知して構わない

上記報告を受けデスクが再度先生への面会を求める電話をするが、当該編集者に繋がらず。

10月8日(木)

原稿料起票担当者が、当該編集者に今回の原稿料を確認。原稿料支払い申請書類(社内書類)を作成し、経理担当に提出。

デスクから報告を受けていた弊社代表取締役社長(以下代表)が事態の推移に懸念を抱き、別途社外の関係者に協力を仰いだところ、代表から聞いている内容とはらだ先生から聞いた内容に齟齬があるので直ちにはらだ先生に事実関係を確認した方がよい、との助言を受ける。
24時頃、代表よりはらだ先生に連絡、事実関係を確認させていただく。

10月9日(金)

代表が、はらだ先生と当該編集者とのやり取りに関する資料を精査、当該編集者がはらだ先生及び弊社の双方に虚偽の報告を行っていたこと、また「特濃b-BOY①調教特集」の執筆依頼は「女子BL」(2015年9月28日発売)の執筆に2014年9月24日更新スケジュールにて差し替えられていたことを資料で確認。

<確認されたはらだ先生に対する当該編集者からの虚偽報告>
                     *すべて事実無根
・2015/07/29 15:42
アンソロジーの予告に記載される名前はランダムである、以後気をつけると返事をもらう
・10/07~08 夜中
口頭にて無断掲載が起こった事を伝えられる、事を起こした犯人がいる、必ず捜すといわれる
・10/08 12:29
8日の朝から回収作業が行われている 
作家の印象が悪くなるので正確なことがわかるまで動かないように、と言われる
・10/08 15:28
緊急会議で対処方法を決めている、と言われる
・10/08 16:59
法務からのお願いとしてサイトに記載してある予定「※SM調教の広告に名前がのっていますが、執筆予定はございません。」の文章を一時的に削除してほしい、と言われる。
月曜までに回収がひと段落する、ウェブ通販関係は売ってはいるが出荷しない、と説明される。

10月9日(金)

特濃b-BOY①の出荷停止。
取次会社様に回収を打診する。

22時、デスクに代表が同行し先生にお詫びに伺う。

10月10日(土)

2時、代表とデスクが当該編集者に経緯の確認を行い、当該編集者が「すべて自分の所業であり、先生と編集部の双方に異なることを話していた」と認める。

5時、お詫び文を弊社公式WEBサイトにて発表。

10月13日(火)

取次会社様ご了解のもと、回収手続きを開始する。

以上
            特濃b-BOY編集部

【お詫びとお知らせ】特濃b-BOY①調教特集掲載作につきまして(2015.10.13)
書店様:回収お手続きのお願い文書はこちら(2015.10.13)
ご返金をご希望されるお客様:返金のご案内はこちら(2015.10.13)
【お詫びとお知らせ】特濃b-BOY①調教特集掲載作につきまして(2015.10.10)