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中東初 日本のコンビニがドバイにオープン10月14日 6時25分
中東のUAE=アラブ首長国連邦のドバイで、日本のコンビニチェーン最大手が、中東で初めてとなるコンビニをオープンさせました。これまで空白地帯だった中東に出店する動きが加速するのか注目されます。
UAEにオープンしたのは「セブン-イレブン」で、13日、ドバイに出来た1号店の前でセレモニーが開かれました。
日本のコンビニ大手はアメリカやアジアなどに出店していますが、中東ではこれが初めてです。
金融や物流の拠点として成長が続くUAEでは、日本のコンビニのような24時間営業の店はほとんど無く、アブダビ首長国の王族が、小売と流通の近代化を目指してセブン-イレブンに出店を要請していました。
現地運営会社のハミス・アルサボーシ社長は「UAEには無数の国籍の人たちがいるので、すべての客を満足させるような店を手がけていきたい」と話していました。
オープンしたコンビニでは、弁当などのいわゆる「フレッシュフード」に力を入れていて、現地の人たちが好むインドの香辛料風味や大きなソーセージを載せたおにぎりなどを、地元企業と共同で開発しました。
早速、おにぎりを買っていた客は、「初めて見たので食べてみたいと思った」とか、「小さいのに栄養もあると聞いて買ってみた」などと話していました。
セブン-イレブンは、UAEで、今後3年間で100店舗の開店を目指すということで、日本国内の店舗数が飽和状態だと指摘されるなか、コンビニ業界で空白地帯だった中東に出店する動きが加速化するのか注目されます。
日本のコンビニ大手はアメリカやアジアなどに出店していますが、中東ではこれが初めてです。
金融や物流の拠点として成長が続くUAEでは、日本のコンビニのような24時間営業の店はほとんど無く、アブダビ首長国の王族が、小売と流通の近代化を目指してセブン-イレブンに出店を要請していました。
現地運営会社のハミス・アルサボーシ社長は「UAEには無数の国籍の人たちがいるので、すべての客を満足させるような店を手がけていきたい」と話していました。
オープンしたコンビニでは、弁当などのいわゆる「フレッシュフード」に力を入れていて、現地の人たちが好むインドの香辛料風味や大きなソーセージを載せたおにぎりなどを、地元企業と共同で開発しました。
早速、おにぎりを買っていた客は、「初めて見たので食べてみたいと思った」とか、「小さいのに栄養もあると聞いて買ってみた」などと話していました。
セブン-イレブンは、UAEで、今後3年間で100店舗の開店を目指すということで、日本国内の店舗数が飽和状態だと指摘されるなか、コンビニ業界で空白地帯だった中東に出店する動きが加速化するのか注目されます。
日本のコンビニの海外進出状況
国内で人口減少が進み、市場が縮小するなか、日本のコンビニチェーンは積極的に海外への出店を進めてきました。
各社によりますと、セブン-イレブンは、ことし6月の時点で、アメリカやアジア、それに北欧など15の国と地域におよそ3万8000店、ファミリーマートは、ことし8月の時点で、中国や東南アジアなど7つの国と地域におよそ5700店の店舗があります。さらに、ミニストップは、ことし2月の時点で、韓国、フィリピン、中国、ベトナム、インドネシアに合わせておよそ2500店、ローソンは、ことし2月の時点で、中国、インドネシア、タイ、それにハワイにおよそ600店の店舗があります。
日本国内では店舗数が飽和状態になっているという指摘もあり、コンビニチェーン各社の間では、成長が続く東南アジアなどを中心に海外の出店の動きが広がっていますが、小売業の外資による出資規制が厳しい中東では、今のところ、セブン-イレブンの出店にとどまっています。
各社によりますと、セブン-イレブンは、ことし6月の時点で、アメリカやアジア、それに北欧など15の国と地域におよそ3万8000店、ファミリーマートは、ことし8月の時点で、中国や東南アジアなど7つの国と地域におよそ5700店の店舗があります。さらに、ミニストップは、ことし2月の時点で、韓国、フィリピン、中国、ベトナム、インドネシアに合わせておよそ2500店、ローソンは、ことし2月の時点で、中国、インドネシア、タイ、それにハワイにおよそ600店の店舗があります。
日本国内では店舗数が飽和状態になっているという指摘もあり、コンビニチェーン各社の間では、成長が続く東南アジアなどを中心に海外の出店の動きが広がっていますが、小売業の外資による出資規制が厳しい中東では、今のところ、セブン-イレブンの出店にとどまっています。