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韓国軍が軍事境界線近くの部隊を公開
10月14日 4時10分

韓国軍が軍事境界線近くの部隊を公開
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韓国軍は13日、南北の軍事境界線近くの部隊を外国メディアに公開し、北朝鮮からの攻撃への備えが万全だと強調しました。
公開されたのは、韓国北部、カンウォン(江原)道チョロン(鉄原)の軍事境界線近くの部隊です。
このうち、北朝鮮軍の侵入や攻撃に対応する訓練では、実弾を使って、偵察中の小隊が攻撃を受けた際に速やかに機関銃や自動小銃で反撃し、制圧する様子を実演しました。また、北朝鮮からの侵入を防ぐため軍事境界線近くに設置された高さおよそ3メートルの金網も公開され、軍の担当者は、金網にはセンサーを張り巡らせ、24時間態勢で監視カメラで警戒していると説明しました。
南北間ではことし8月に軍事境界線の韓国側で、北朝鮮が埋めたとみられる地雷が爆発して韓国軍兵士が負傷したことをきっかけに緊張が高まりました。さらに、北朝鮮は事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しているほか、今月10日に行った軍事パレードで、迷彩色に塗られた大陸間弾道ミサイルとみられる大型の兵器を公開するなど、国際社会を挑発しています。
今回、韓国軍が軍事境界線近くの部隊の運用や軍事施設を外国メディアに公開したのは、北朝鮮からの攻撃への備えが万全だと内外に強調するねらいがあったものとみられます。

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