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中国 南京事件の記憶遺産巡り日本の対応批判10月13日 21時31分
ユネスコ=国連教育科学文化機関が「南京事件」を巡る資料の「記憶遺産」への登録を決定し、菅官房長官が拠出金の支払い停止を含めて、今後の対応を検討する考えを示したことに対し、中国外務省の華春瑩報道官は13日の記者会見で、「ユネスコを公然と脅す発言で、驚きであり、全く受け入れられない」と批判しました。
華報道官は、ユネスコの決定について、「客観的で公正な立場を取り、慎重な検討を経て出された」と評価しました。
一方で、「日本がこの問題で何度もユネスコの活動を妨害し、しかも公然と脅す発言をしたことは、誤った歴史観になおも固執していることを、またしても余すところなくさらけ出した」と決めつけました。
そのうえで、「われわれは、日本が歴史と子孫に対して責任ある態度を取り、理不尽にしつこく絡むことや、ユネスコへのいかなる妨害も脅しも、直ちにやめるよう厳粛に促す」と述べました。
一方で、「日本がこの問題で何度もユネスコの活動を妨害し、しかも公然と脅す発言をしたことは、誤った歴史観になおも固執していることを、またしても余すところなくさらけ出した」と決めつけました。
そのうえで、「われわれは、日本が歴史と子孫に対して責任ある態度を取り、理不尽にしつこく絡むことや、ユネスコへのいかなる妨害も脅しも、直ちにやめるよう厳粛に促す」と述べました。