【世宗聯合ニュース】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れるためディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、韓国法人のVWコリアが不正の疑いのある欧州連合(EU)排ガス基準「ユーロ5」対応車466台を回収した。韓国環境部が13日、伝えた。
VWコリアは先ごろ同部に文書を送り、韓国国内で販売されずに残っているユーロ5対応車は466台だとした上で、これを韓国で販売しないと伝えたという。すでに販売された約11万2000台については、ドイツ本社がリコール(無料の回収・修理)の方法を決定すればリコールを実施する計画だ。
一方、VWがリコールと関連し「燃費を低下させずに排ガスを低減させる方法を探している」と発表したことに対し、環境部の関係者は技術的には可能だが簡単ではないとの見方を示した。