【ソウル聯合ニュース】韓国海軍が17日から23日まで韓国南東部の釜山で、光復(日本による植民地支配からの解放)と海軍創設70年を記念する観艦式を行う。海軍が13日、式の日程を発表した。
観艦式にはイージス艦や214型潜水艦をはじめとする韓国海軍と海洋警察の艦艇約30隻が参加する。海上哨戒機や輸送ヘリコプターCH47、戦闘機F15Kなど陸海空軍と海洋警察の航空機も約30機登場する。
ハイライトは17日と19日、23日に釜山の五六島~松亭周辺の海上で行われる海上パレードと訓練の実演だ。インターネットで応募した一般国民を含む計8200人が招かれ、海軍の駆逐艦「崔瑩」(4400トン)と輸送・揚陸艦「独島」(1万4500トン)の艦内から観覧する。
米海軍は最新鋭原子力空母「ロナルド・レーガン」をはじめ、イージス艦2隻と巡洋艦1隻を派遣する。これら4隻は23日に登場し、韓米同盟の強さをアピールする予定だ。ロナルド・レーガンは観艦式に参加した後、韓国海軍と対潜、対空、対特殊戦の合同訓練を実施するようだ。
ほかにも多様な行事が催される。20日と22日には韓国海軍の釜山作戦基地で観艦式に参加する艦艇が公開される。22日夕方に同作戦基地内で観艦式を祝う音楽会、20~23日には釜山の展示コンベンションセンター・BEXCOで海軍本部と釜山市、韓国貿易協会が共催する造船海洋大祭典が開かれる。
19日には釜山市内で、韓国や米国、中国、日本など9カ国の海洋専門家が集まり海洋安保の協力増進策などを話し合うシンポジウムが開催される。