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[東京 13日 ロイター] - 正午のドル/円は119.82/84円。12日のニューヨーク市場午後5時時点は120.02/05円の気配だった。午前の取引では、日経平均が前営業日比マイナス圏で寄り付くと、ドルは高値120.07円から119.96円まで下落。仲値公示にかけては、輸出のフローを受け119.84円まで弱含んだ。
注目された9月の中国貿易統計では、輸出がドル建てで前年比マイナス3.7%と、市場予想のマイナス6.3%より少ない落ち込みだった一方で、輸入はドル建てで前年比マイナス20.4%で、市場予想のマイナス15.0%を上回る落ち込みとなった。
中国の貿易統計に対するドル/円の初期反応は「買い」で、ドルはいったん119.97円まで反発したものの、120円に届かなかったことや、依然として弱い中国の内需を示唆する内容であったことなどから、まもなく売りが優勢となり、正午にかけては119.81円まで下押しした。
IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10月6日までの1週間)によると、主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する投機筋の円の売り持ちは、1万7599枚と、前週の2万2052枚から減少した。減少は3週連続。
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