シンプル&オシャレな商品デザインが魅力的な「無印良品(良品計画)」が運営する無印良品津南キャンプ場(新潟県津南町)に行ってきました。
津南の大自然を活かした広大な敷地にプライベート感の高い区画サイトが配置され、キャンプ初心者~経験者まで十二分に楽しむことが出来る、本当に素敵な場所。そんな無印良品津南キャンプ場を紹介していこうと思います。
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キャンプ場の基本情報
新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石
03-5950-3660 または 025-766-2860
高速道路は関越道の塩沢石打インターチェンジが最寄りで、東京方面から向かうと越後湯沢周辺を過ぎてトンネルを抜けたらすぐ降り口となります。
塩沢石打インターからキャンプ場まで一般道で約1時間、距離としては約40kmあります。道中にスーパーがあまりないため、塩沢石打インター付近で一度食材を調達するほうが良さそうです。
無印津南は新潟県と長野県の県境にあり、津南町中心部を過ぎたあと信濃川を渡って長野県栄村に入ったらすぐ右折し、徐々に細くなる山道を登っていきます。
山道の途中にある田んぼはちょうど稲刈り直前で、稲穂の黄色と青い空のコントラストがとても鮮やか。ホント美しかったです。
キャンプ場自体が高地&僻地にあり、対向車とすれ違うのが難しい細い道をさらに10分以上登って行きます。特にチェックイン・チェックアウト時間帯には双方向の交通量が多くなるため、走行には十分注意が必要です。
キャンプ場の受付
山道を登りきり正面に山伏山が大きく見えると、左手に無印良品津南キャンプ場(区画サイト)、右手にANNEX山伏山森林公園(フリーサイト)があります。
チェックインは13時~、オートキャンプ場として一般的な設定です。ただし13時前後はセンターハウスがとても混雑するためチェックインするまでかなりの時間を要します。
テントサイトは場所に関わらず1泊あたり大人2160円・小学生1080円で、小学生未満の未就学児は無料です。
もし予約した区画サイトが前日から空いていればアーリーチェックインすることができ、追加料金は時間に関わらず大人1名540円でした(未就学児はアーリーも無料)。
チェックアウトは12時と少し余裕があります。レイトチェックアウトもアーリーチェックイン同様に設定があるとのことなので、もし利用する際はセンターハウスで確認してみてください。
センターハウスで受付する際はクレジットカードが使えます。現金払いが多いキャンプ場では結構珍しいかもしれませんね。受付終了時にエコバッグやゴミ袋を貰えます。
無印良品キャンプ場は予約開始日になると人気サイトから一気に埋まっていくそうなので、もし番号指定で狙っている場所があれば事前に予約開始日を調べておくとよさそうです。
ちなみに今年の予約開始日は3ヶ月前の月初第1営業日でした。2015年の具体的な日付は2014年11月10日に公式ホームページ上で発表されていたので、2016年度の予約開始日が発表されたら要チェックですね♪
■無印良品キャンプ場 2015年度ご予約受付開始日
受付開始 2015年1月13日(火) 10:00~
4月ご予約分 1月13日(火) 10:00~
5月ご予約分 2月2日(月) 10:00~
6月ご予約分 3月2日(月) 10:00~
7月ご予約分 4月1日(水) 10:00~
8月ご予約分 5月1日(金) 10:00~
9月ご予約分 6月1日(月) 10:00~
10月ご予約分 7月1日(水) 10:00~
11月ご予約分 8月3日(月) 10:00~受付終了 11月6日(金)~23:59
※津南、南乗鞍、カンパーニャ嬬恋キャンプ場すべて、ご予約受付開始日時は共通です。
※インターネット・電話ともに10:00から受付開始■無印良品キャンプ場 2015年度営業期間(宿泊可能日)
津南 2015年5月16日(土)~2015年10月31日(土)
南乗鞍 2015年5月23日(土)~2015年10月17日(土)
カンパーニャ嬬恋 2015年4月24日(金)~2015年11月7日(土)
無印良品キャンプ場のキャンセル料は、チェックイン予定日の6日前から50%発生します。日程短縮や人数減などの予約変更もキャンセル扱いとみなされるため、念のため注意が必要です。
区画サイトの詳細
2015年9月のシルバーウィークに滞在したのはCエリア(区画サイト)。予約開始日から少し出遅れましたが、エリアマップで見て空いていた場所に3泊しました。
広いとの口コミ通り、区画サイトの大きさは1家族では十分過ぎるほど。トルテュproと自家用車に加え、ランドロックとリビシェルロングが同時に張れるくらいの広さです。
我が家が今まで行った区画サイトの中では1・2を争うほどの広さで、15m×12m以上はありました。今回は奥行きがある長方形でしたが、使い勝手は特に問題なかったと思います。
自然の地形を活かしたオートキャンプ場だと、寝心地や居住性に影響しどうしても気になるのが斜面の有無と傾斜の程度。今回のサイトは左半分がほぼ平ら、右半分が緩やかな斜面となってました。
地面は凸凹の少ない草地でペグ打ちは良好でした。午前中から設営開始したため、まだ地面は少し夜露が残っていた気がします。ハエや蚊はまったく見かけずトンボやバッタが多少いる程度で、季節によっては虫が苦手な方でも大丈夫そうです。
サイトでの直火は禁止ですが、焚き火できるよう金属製の台が置かれていてサイト内で自由に場所を移動することが可能です。
もし焚き火台を持っていなくても、無印津南はファイヤープレートがあるので大丈夫といえます。手持ち花火も各サイトで(ファイヤープレートに向かって)出来るので、子連れにも安心ですね。
サイトは背の高いススキで仕切られており、隣のサイトが気になることはありませんでした。ただし木々の仕切りほど遮音性があるわけではなく、会話の内容と音量には少し注意したいところ。実際夜中にいびきは結構聞こえたので(^^)
各エリアの特徴
無印良品津南キャンプ場はA~Gエリアが区画サイト、H~JエリアがANNEX山伏山森林公園のフリーサイト&コテージとなっています。
今回はGエリア以外の区画サイトを(ラジコン走らせながら)2周見てきたので、ここからはエリアごとの特徴と個人的おすすめポイントを紹介していきます。
Aエリア:小さな子連れや初キャンプ向けに
- ペット不可
- センターハウスやシャワー棟が近い
- サニタリー棟(炊事場・トイレ)が近い
- ゴミ捨て場が近い
- 山伏山の登山道に近くトレッキングに行きやすい
- A1~A6は仕切られていない平地
- 人通りや車通りが多く比較的賑やか
- えさ釣り池に近い
センターハウスに最も近く綺麗なサニタリー棟とシャワー棟があるため、小さな子供がいる場合はAエリアがおすすめ。長期連休などで混雑しているときは静かに過ごすのが難しそう。
Aエリアは無印津南で最も初心者・初級者向けで、初めてのファミリーキャンプやグループキャンプにも適していますが、中級者以上だと若干物足りないかもしれません。
そもそも中級者なら関東近辺でも似たような雰囲気の場所を探すことができるし、Aエリアにいてアウトドア教室に参加しないなら東京近郊から無印津南まで来るのはちょっともったいないかも。
Bエリア:水まわりが遠く中級者~上級者向け
- ペット不可
- B1~B11はセンターハウスが比較的近い
- サニタリー棟(炊事場・トイレ)が遠い
- 眺めの良いサイトが多い
- ゴミ捨て場が比較的近い
- プライベート感のあるサイトが多い
- 平坦な場所が少なく風の影響もある
全体的に起伏のある地形をそのまま区画サイトにしているため、テントやタープを設営する際に工夫が必要となり中級者~上級者向けと思います。最も無印良品キャンプ場らしいエリアとも言えますね。
上の写真の場所はキャンプ場の地図にマークが見当たらず、もしかすると新たに設置されたのかもしれません。簡易トイレと炊事場1台です。番号の小さなサイトがあまりに不便だったので、さすがに考慮されたのかも。
番号の大きなサイトはCエリアのサニタリー棟から急階段となるので、小さな子供がいる家庭にはやはり厳しい場所です。しかしながら景観やプライベート感にはとても優れているエリアといえます。
いずれ「Bエリアでも余裕だよ」といえるくらいのスキルや経験を身につけたいと思いますが・・・アウトドア初心者にはなかなかハードルが高そうです。
Cエリア:初級者~中級者向けの一番人気エリア
- ペット不可
- C1~C29はセンターハウスが比較的近い
- C30番台はサニタリー棟(炊事場・トイレ)が近い
- C40番台は眺めが良い
Cエリアは様々なサイトが揃っています。C1~C15はセンターハウスや水場が近く比較的静か、C16~C29は木々に囲まれて落ち着いた環境(小川も流れている)、C30~C50はおそらく無印津南全体で一番人気ではないかと思える場所でした。
我が家はCエリアに滞在していたため、特にCエリア内を毎日のようにラジコン走らせつつチラ見しながら研究していましたが、番号の大きなサイトは争奪戦になるのが納得の好環境でした。
特にC32とC33はサイトがほぼ平坦かつ目の前がサニタリー棟なので、経験の浅いファミリー向けとしても最高の場所と思いました。次回もし予約が取れるなら、第一候補としてここに行きたいです。
C44~C47はCエリアで最も景観がよさそう&サニタリー棟も遠くないため、ここも長期連休分は予約開始と共に争奪戦となりそうです。
サイトから雲海が見えたのもここ。遮るものがなく風が強いと大変そうですが、気候が安定していると最高のキャンプとなりそうです。
Cエリアの番号が大きいほうはセンターハウスから結構遠いのが欠点。幼稚園児&ラジコンと一緒に歩いて実測片道10分では無理だったかなと思います。特にBエリアでの分岐を間違えると行き止まりに袋小路に入るため、センターハウスまでの道のりもキチンと覚えないと困るかなと。
Dエリア:Cエリアに近い多彩性をもつ広々サイト
- ペット可
- D1~9は比較的センターハウスが近い
- D10番台はサニタリー棟がとても近い
- D20番台以降は車通りが少なく静か
- 全体が木々に囲まれていて風の影響が少ない
Dエリア以降はペット可。Cエリアのようにサイトごとに特徴があり、かつペット可能なサイトになっています。実際にいくつかサイトを見てみると大きさや形がマチマチで、かなり大きくて羨ましいなと感じるサイトもあったように思います。
もしDエリアにするなら、あらかじめ下見するか口コミなどで情報入手してから予約すると、希望に沿ったサイトが取れるかと思います(無印津南は全般的にそうなんですが)。
Eエリア:ペット&ファミリー向けのスタンダード
- ペット可
- サニタリー棟が近くにある
- 炊事場がサニタリー棟と別にある
- センターハウスやシャワー棟から遠い
- ドッグランに近い
どのサイトからもトイレや炊事棟が近く、ペット連れのファミリーならEサイトがおすすめ。センターハウスからは少し離れていますが、ドッグランに近いのも良いところ。
ただしDエリアとEエリアの間にある道路は、D~Fエリアにあるサイトのほぼ全てで使うことになり、時間帯によってはどうしても車通りが多くなるので子供やペットが飛び出さないよう注意が必要です。
Fエリア:グループキャンプや中級者~上級者向け
- ペット可
- センターハウスやシャワー棟が非常に遠い
- 全体が木々に囲まれていて風の影響が少ない
- 車通りが少なく落ち着いた雰囲気
- ドッグランから少し遠い
センターハウスから最も遠い場所にあるのがFエリア。エリア自体が他と少し離れた場所にあり、かつ複数のサイトがまとまっているので人数の多いグループで使用するのに適している場所です。
ただし近くにトイレや炊事棟がなく、小さな子供連れには少し厳しい場所かもしれません。車通りはほとんどないため静かに過ごすことができます。
Bエリアほどではないのですが、Fエリアは中級者以上のほうがよさそうです。最後にGエリアですが、特徴やおすすめポイントを説明できるほど細かく見ていないため省略(^^)
ファミリーキャンプおすすめエリア
- Cエリア
- Aエリア
- Eエリア
子連れキャンプならトイレや水場が近くにあるほうが絶対便利。Cサイトは番号が大きいとサニタリー棟に近く、番号が小さいとセンターハウスに近いため、お好きなほうで。
AエリアとEエリアもサニタリー棟があり家族向け。もしファミリーキャンプでペットを連れているならEエリアがよいかと(AエリアとCエリアはペット不可)。
グループキャンプおすすめエリア
- Fエリア
- Aエリア
- どこでも
各サイトが広く取られているため、8人程度であれば基本的にどのエリアでも大丈夫です。もし10人以上のグループキャンプであれば、草木でサイトが仕切られている場所よりも連続して使用できるサイトのほうが便利。
前半終了、残り半分
無印良品津南キャンプ場のサイトマップ(PDF)が公開されているため、今回紹介した情報と見比べたりしながらぜひ予約してみてください。
水まわり(炊事場やトイレ)
キャンプ場でいつも気になる水まわり事情も調べてきました。Cエリアの番号が小さいほうにある炊事場と簡易トイレは結構微妙で、屋根なし・排水ダダ漏れ・和式でボットン・夜真っ暗といった感じ。
サイトから近いのは非常に良かったのですが、各サニタリー棟と比べだいぶレベルが違うなという印象。簡易トイレも連休中は全く掃除されていない様子で、かなり汚くなっていました。キャンプ初心者にはちょっと厳しい設備かなと。
一方でキャンプ場内に3ヶ所あるサニタリー棟は、屋根付きでトイレも比較的キレイ。夜でも暗くないし、ファミリーキャンプするならサニタリー棟の近くのほうが安心です。
なおAエリア近くのサニタリー棟にだけ調理台がありませんが、CエリアとEエリアにあるサニタリー棟には大きな調理台が設置されています。
洗面台もキレイになっています。コンセントもあるのでドライヤー使ったりするのもここで対応できそう。ちなみに炊事場含め、お湯は一切出ませんのであしからず。
各サニタリー棟には子供用トイレ(洋式と男子用)がありました。大人用は和式がほとんどなのですが、子供用トイレがあると小さい子連れでも安心ですね。
和式がほとんどということは、洋式もウォシュレットなんて当然付いていません。キレイなサニタリー棟にしては、とにかく洋式が少ないのが気になりました。
ゴミ捨て場は1ヶ所、ANNEX山伏山森林公園山荘の隣にあります。各サイトからかなり距離があって、特に一番遠いFエリアから歩くと大変です。
24時間利用可能なコインランドリーと乾燥機が山荘内にあります。Cエリアから山荘まで歩くと、だいたい片道10分程度はあったように感じます。
ゴミの分別は8種類。残った炭もゴミ捨て場まで持ってくる必要があります。分別する際のビニール袋に指定はありません。
- 燃えるゴミ
- 空き缶
- 空き瓶
- ガスカートリッジ・スプレー缶
- 乾電池
- 陶磁器類
- 金属類
- ペットボトル
24時間利用可能なAエリアにあるシャワー棟。男性用シャワーは4台、3分100円でした。100円玉必須なので、もし両替する場合はセンターハウスまで行く必要があります。
リンスインシャンプーとボディソープが設置されています。ドライヤーはなかったので、もし使う場合は家から持参してサニタリー棟のコンセントを使うのが良いかと思います。
センターハウス+α(無印良品の売店)
受付をするセンターハウスには売店が併設されていて、様々なキャンプ用品が販売されています。ざっとみた感じコールマン、スノーピーク、ユニフレーム、チャムスなどの商品が陳列されていました。
無印良品のキャンプ場ということで、売店には無印関連の商品が普通に売られていてビックリ!しかも値段はエキナカにある無印ショップと変わらない印象でした。
売店ではビニール袋をもらえない代わりに、受付時にエコバッグを1つもらえます。ここに自由にお絵かきして楽しむことが出来て子供達にも大好評でした。あまりに酷い適当お絵かきのため、我が家の完成品の写真は省略(苦笑)
無印良品以外の品も豊富で、調味料から缶詰、お菓子やカップラーメン、パンやパスタなどたくさん置いてありました。津南の市街地まで行くのにかなり時間がかかる場所ですが、ここまで売店が充実していると下山する必要性をほとんど感じません。
ちょっとしたアウトドアショップではないかと思うほど調理器具やOD缶、さらには衣類まで置かれています。けして大きな売店ではないのですが、品揃え豊富で圧倒されました。
定価販売が基本のユニフレーム製品がたまに格安で売られていたりして、ちょっとした驚きもありました。もちろんその場で即購入(^^)
こういうところにある飲み物やお酒は大抵値段が高かったりするんですが、全然そんなことはなくて驚き。冷蔵庫の中をよくみてみると板チョコまで冷えてるし(^^)
冷凍庫にある板氷やロックアイスは各324円でした。つなんポークも売られていたりして、もはやちょっとしたスーパーです。
唯一ちょっと高いかもと思ったのは炭と薪。わざわざ下山して買いに行くよりはマシですが、市街地で事前に買ってから持ち込んでもよいかもしれませんね。
センターハウスにある売店の営業時間は8時~19時でした。お昼前後はチェックインとチェックアウトでとても混雑していますので、もし買い物するならそれ以外の時間帯がおすすめです。
アウトドア体験教室
キャンプ場で外遊びアクティビティとして用意されているものとして「アウトドア教室」「家族体験プログラム」「イベント」があります。森や湖があって自然いっぱいの無印良品キャンプ場で絶対やりたいこと、それはなんといってもアウトドア教室!
アウトドア教室はコースが70種類以上と豊富で、子供が参加できるわりに本格的な内容。毎日いろんなスクールが開催されていました。
いざ申し込みするまで知らなかったのですが「アウトドア教室」は基本的に小学生以上を対象にしていて、未就学児は親同伴でも参加不可でした。残念。
小学1年生から参加できるアクティビティも数多くありますが、特に小学3年生以上になると選択肢が一気に広がります。もし無印良品キャンプ場に子連れで行くなら小学3年生以上が特におすすめ。
2015年9月(シルバーウィーク)を例として、上の写真だと
- 高原自然探索
- 夜の自然探索
- ストーンペインティングで時計作り
- トールペインティング
- ジャックオーランタン作り
- 天然素材でミサンガ作り
- クリアキャンドル作り
は小学1年生から参加できますが、カヤックやルアーフィッシングは3年生以上、ウッドマグカップ作りやスタッキングボックス作りは5年生以上が対象となっています。
家族体験プラグラム
幼稚園児はアウトドア教室には参加できませんでしたが、代わりに年齢制限のない「家族体験プログラム」に親同伴で参加することができます。
ちょうど開催されていたプログラムの中から、今回は「親子で楽しむ石窯でピザ体験」に親子2名で参加してきました。参加料金1080円、付添料金540円の計1620円です。
ピザ作りの体験コースは約30分間。生地を薄く伸ばしてソースを塗り、好きなように盛り付けて石窯で焼いたら完成♪
直径約25cmのピザを作るコースですが、普段からキャンプ場でピザ作りしてるため年中さんでもほとんどお任せしておいて問題なしでした(^^)
焼く直前のピザは少しいびつだけど、きっと焼いてしまえばわからないかな・・・?というわけで早速、本格的な石窯で焼いてみましょう!
窯の中は超高温なので両面を軽く焼いてもらったら、あっという間に完成♪ピザカッターで切り分けて、サイトに戻って家族みんなで食べました。生地がパリッとして超おいしー♪
さすがにユニフレームのフォールディングオーブンで作るよりも生地が美味しかったですね。オーブンと石窯の温度の違いとピザ生地をいかに薄く伸ばせるかがポイントかなと。
無印良品キャンプ場は、収穫体験以外だと幼稚園児が参加できるプログラムは少なくて、アウトドア教室に参加できるようになる小学3年生になったらもっと楽しめそうです。
津南だけでなく嬬恋や南乗鞍でも同様のアウトドア体験ができるため、またきっとどこかの無印良品キャンプ場には行くことになると確信しました。
キッズサマーキャンプ
無印良品キャンプ場では毎年7月下旬~8月中旬の夏休み期間中に2泊3日の「キッズサマーキャンプ」が開催されています。小学生のみ参加可能で、津南や嬬恋だと往復は新宿からの貸切バスです。
キャンプ場内のテントに宿泊して、カヤックやカヌーを体験したりみんなでキャンプファイヤーしたり、アウトドアクッキングしたりクラフトワークショップしたり・・・きっと子供達にとって貴重な経験になることでしょう!
我が家のキッズが参加するにはまだ少し早いのですが、2人とも小学生になってお泊りできるようになったら積極的に参加させてみたいと思います(^^)
無印津南の周辺スポット
無印良品津南キャンプ場の周辺スポットとしてコンビニエンスストア、スーパー、道の駅、津南観光物産館の位置関係をまとめました。
コンビニ&Aコープ(スーパー)
地図B)キャンプ場から下山し信濃川を渡ってすぐの場所に「コンビニ(ファミリーマート)」があります。2015年9月に訪問した際はまだオープンしたばかりで、内装・外装ともにとても綺麗でした。ここはウォシュレットがないと生きていけない人の駆け込み寺(^^)
※ファミリーマートJA津南町上郷店。4月に閉店したAコープの跡地に2015年8月27日オープン、24時間営業でATMもあります。
大型スーパーほどの品揃えはありませんが、Aコープなので各種野菜や津南ポークなどの食材も販売されており、惣菜や子供のお菓子など買うときにに立ち寄ると便利でした。
道の駅 信越さかえ
地図C)キャンプ場から下山して左折すると(信濃川を渡って)新潟県ですが、右折するとすぐに「道の駅 信越さかえ」があります。
地元の名産品が揃う場所はここが一番キャンプ場から近いと思います。キャンプ場から順調に行けば12分で到着しました。逆にキャンプ場に向かう際は山登りとなるため、結局15分以上かかりました。
長野県栄村といって思い起こされるのは、2011年3月の東日本大震災の翌日に起きた巨大地震。この近辺で震度6強を記録したと記憶しています。キャンプ場含め、この一帯は甚大な被害が出たものと思います。
津南観光物産館&食彩館
地図D)先ほどのファミリーマート&Aコープを過ぎて10分ほど走ると、左手に「津南観光物産館&食彩館」があります。こちらは「道の駅つなん」のような場所ですね。
津南食彩館は地元農家の方が新鮮な野菜を持ち寄っている直売所で、彩り豊かな食材が所狭しと並んでいました。レジ横に茹でたとうもろこしが置いてあり、北海道で食べたとうきびより津南のとうもろこしのほうが美味しかったかも?!
※子供達には新鮮野菜よりも入口に並んでいたウーパールーパーのほうが興味あったようですが・・・(^^)
無印津南キャンプ場のまとめ
無印良品津南キャンプ場のレポ、今回は少し長いネタとなってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
あらかじめサイトの特徴から設営地を選ぶことで、ファミリー・ソロ・グループ・デュオなど様々なキャンプスタイルで楽しく過ごすことができそうです。
無印良品津南キャンプ場は以下のような希望に即した場所かと思います。この環境が関東からもう少し近くにあると非常に嬉しいんですが(^^)
- 大自然の中でキャンプしたいが適度な快適性も欲しい
- 様々なアクティビティ体験をしてみたい
- 美味しい日本酒やお米を堪能したい
- サイトにはプライベート感が欲しい
- 広い区画サイトで思いっきりテントやタープを張りたい
- キャンプしながら山登り(軽登山)もしてみたい
一方で無印良品キャンプ場はいわゆる「高規格キャンプ場」ではありません。アウトドアならではの「ある程度の不便さも含め楽しむキャンプ場」と理解しています。
特に水まわり(水道・トイレ)については、キチンと自身のレベル&家族構成に沿ってサイトを選ばないと多少痛い目に合うかと思いますので、ぜひご注意ください。
全体的な感想として、今年行ったオートキャンプ場のなかでは「星に手のとどく丘キャンプ場」の次くらいに良かったなと思っていますが、どうしてもトイレが気になります。
















































