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6歳未満男児提供の臓器 手術すべて終了
10月13日 20時31分

12日、千葉県の病院で脳死と判定された6歳未満の男の子から提供された心臓などの臓器は、全国3か所の病院に運ばれて、患者に移植する手術が行われ、13日午後、すべての手術が無事終了しました。
12日、千葉県内の病院で脳死と判定された6歳未満の男の子から提供された臓器は、13日、全国3か所の病院に運ばれ、患者に移植する手術が行われました。
このうち心臓は、東京大学附属病院で「左室心筋緻密化障害」という重い心臓病の10歳未満の男の子に移植されました。手術は午前中に無事終了し、男の子の経過は順調だということです。
また、肝臓は東京・世田谷区の国立成育医療研究センターで「先天性代謝異常症」の10歳未満の女の子に、腎臓は千葉東病院で「慢性腎不全」の30代の女性に、それぞれ移植する手術が行われ、午後4時半すぎまでにすべて終了しました。
5年前に改正臓器移植法が施行されて以降、15歳未満の子どもから臓器が提供されたのは8人目で、脳死の判定基準がより厳しい6歳未満の子どもからの提供は4人目です。

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