2015年10月12日19時28分
林幹雄経済産業相は12日、東京電力福島第一原発を就任後初めて視察した。その後、記者団に対し、廃炉や汚染水対策について「やはり国が前面に立ち、やるべきことはしっかりとやっていかなければならない」と述べ、国の関与を強めていく考えを示した。
林氏は、地元が廃炉を求めている東京電力福島第二原発の再稼働については、「東電が地元の意見を十分聞いていると思うし、そういったものを踏まえて東電そのものが決めていくのではないかと思う。東電の対応をしっかり見守りたい」と述べ、東電の判断を待つ姿勢を示した。
林氏はこの日、福島第一原発内の免震重要棟を訪れ、職員ら約60人を前に「廃炉、汚染水対策は世界に前例がない。時間的にも技術的にも大変困難な仕事だ。国としても予算措置や正確な情報発信など、正面から取り組む」と激励。その後、建屋周辺でくみ上げた放射性物質を含む地下水を浄化して海に流す「サブドレン計画」の進み具合などを確認した。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!