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新潟の新ブランド米「新之助」 先行提供始まる10月13日 17時48分
全国でブランド米が誕生するなか、新潟県がコシヒカリと並ぶブランド米として新たに開発した「新之助」が、13日から新潟県と東京都の料理店で試験的に提供されています。
新しい品種の「新之助」は、全国でブランド米が次々に誕生し、新潟県のコメの7割を占めるコシヒカリの競争力低下が懸念されるなか、県が7年をかけて開発しました。「新之助」は、高温でも品質が低下しにくく、大粒で甘みやうまみが強いことが特徴です。
一般には平成29年から販売される予定ですが、消費者の反応を確かめるため、一足早く13日から新潟県と東京都の料理店で試験的な提供が始まりました。
このうち、新潟市中央区のホテルの料理店では、刺身やサワラの西京焼きなどが入った和食ランチのごはんとして「新之助」が提供されました。この店では、味を引き立たせるため、付け合わせに藻塩や南蛮みそなども用意しました。
「新之助」を食べた66歳の女性は、「普通のコメと違い、とても甘くておいしいです。一般販売が楽しみです」と話していました。
ブランド米を巡っては、全国で次々に新たな品種が誕生し、競争が激化していますが、新潟県の泉田知事は、「コシヒカリとは違う種類のコメができた。米どころ新潟県の自信作なので、ほかの地域のことは考えずに売っていきたい」と話していました。
一般には平成29年から販売される予定ですが、消費者の反応を確かめるため、一足早く13日から新潟県と東京都の料理店で試験的な提供が始まりました。
このうち、新潟市中央区のホテルの料理店では、刺身やサワラの西京焼きなどが入った和食ランチのごはんとして「新之助」が提供されました。この店では、味を引き立たせるため、付け合わせに藻塩や南蛮みそなども用意しました。
「新之助」を食べた66歳の女性は、「普通のコメと違い、とても甘くておいしいです。一般販売が楽しみです」と話していました。
ブランド米を巡っては、全国で次々に新たな品種が誕生し、競争が激化していますが、新潟県の泉田知事は、「コシヒカリとは違う種類のコメができた。米どころ新潟県の自信作なので、ほかの地域のことは考えずに売っていきたい」と話していました。
「特A米」全国に続々登場
「特A米」とは、日本穀物検定協会が毎年行っている「コメの食味ランキング」で最高評価を獲得した銘柄をいいます。
試験は、20人の専門の評価員がグループごとに分かれて、炊いたコメの「見た目」「香り」「味」「粘り」「硬さ」の5つの項目について、総合評価で判定します。食味が特に良好な銘柄を「特A」、良好なものを「A」とするなど、5段階にランク付けされます。
去年産のコメでは全国から133の銘柄が出展され、このうち3分の1に当たる42銘柄が「特A」に指定されたほか、これとは別に話題性のある銘柄を「参考品種」として調べた結果、2つの銘柄が「特A」にランクされました。この結果、「魚沼産コシヒカリ」や「宮城県産ひとめぼれ」など、北海道から九州まで18品種の44銘柄が「特A」に指定されました。「特A米」の数は、この5年間で22銘柄から倍増したことになります。
コメの価格の低迷を背景に、全国各地でそれぞれの気候に合った品種の開発など、おいしいコメ作りの研究が行われ、次々と新しい品種が誕生しており、生産地の間で競争が激しくなっています。
試験は、20人の専門の評価員がグループごとに分かれて、炊いたコメの「見た目」「香り」「味」「粘り」「硬さ」の5つの項目について、総合評価で判定します。食味が特に良好な銘柄を「特A」、良好なものを「A」とするなど、5段階にランク付けされます。
去年産のコメでは全国から133の銘柄が出展され、このうち3分の1に当たる42銘柄が「特A」に指定されたほか、これとは別に話題性のある銘柄を「参考品種」として調べた結果、2つの銘柄が「特A」にランクされました。この結果、「魚沼産コシヒカリ」や「宮城県産ひとめぼれ」など、北海道から九州まで18品種の44銘柄が「特A」に指定されました。「特A米」の数は、この5年間で22銘柄から倍増したことになります。
コメの価格の低迷を背景に、全国各地でそれぞれの気候に合った品種の開発など、おいしいコメ作りの研究が行われ、次々と新しい品種が誕生しており、生産地の間で競争が激しくなっています。
平成26年産の「特A米」
「北海道産ななつぼし」
「北海道産ゆめぴりか」
「宮城県産ひとめぼれ」(ほか岩手県南、山形、福島会津、福島中通)
「山形県産つや姫」(ほか宮城など2地区)
「秋田県南産あきたこまち」
「魚沼産コシヒカリ」他18地区
「山形県産はえぬき」
「栃木県北産なすひかり」
「鳥取県産きぬむすめ」
「奈良県産ヒノヒカリ」(ほか愛媛など2地区)
「福岡県産元気つくし」
「香川県産おいでまい」
「熊本県産森のくまさん」
「佐賀県産さがびより」
「鹿児島県北産あきほなみ」
「熊本県産くまさんの力」
▽参考品種
「青森県中弘南黒産 青天の霹靂」
「北海道産ふっくりんこ」
「北海道産ゆめぴりか」
「宮城県産ひとめぼれ」(ほか岩手県南、山形、福島会津、福島中通)
「山形県産つや姫」(ほか宮城など2地区)
「秋田県南産あきたこまち」
「魚沼産コシヒカリ」他18地区
「山形県産はえぬき」
「栃木県北産なすひかり」
「鳥取県産きぬむすめ」
「奈良県産ヒノヒカリ」(ほか愛媛など2地区)
「福岡県産元気つくし」
「香川県産おいでまい」
「熊本県産森のくまさん」
「佐賀県産さがびより」
「鹿児島県北産あきほなみ」
「熊本県産くまさんの力」
▽参考品種
「青森県中弘南黒産 青天の霹靂」
「北海道産ふっくりんこ」