今回はアコム、プロミス、アイフルといった大手消費者金融3社の口座数についての数値を紹介してみたいと思います*1。
いったい世の中にはどのくらい人数が消費者金融を使っているのか…ということを把握できる、すごくわかりやすい数値になると思うので、是非、参考にしてみてくださいね。
消費者金融大手3社の利用者数まとめ:
まずはわかりやすく、各社の利用者数を表にまとめてみます(無担保の貸付のみ)。
名称 | 貸付残高 | 会員数 |
---|---|---|
アコム | 7364億円 | 139万人 |
プロミス | 7117億円 | 129万人 |
アイフル | 2294億円 | 59万人 |
会員数の合計は330万人程度:
実際には重複して消費者金融を利用している方も多いため、単純計算で数字を合算しても意味がありませんが、のべ人数でいうと330万人の方が消費者金融を利用していることになります。
これに加えてプロミスと同じSMBCCFのモビット会員数を加え、だいたいのべ400万人の方が大手消費者金融を使っているとするのが2014年の数字であると言えます。
JICCの数字だと1141万人:
参考までにJICC 日本信用情報機構の数字も(2015年8月末時点)。
こちらでの数字では、無担保無保証で借入を現在行っている人の人数は1141万人だそうです。内訳は下記の通り。
- 1件借入がある方:748万人
- 2件借入がある方:252万人
- 3件借入がある方:95万人
- 4件借入がある方:32万人
- 5件以上借入がある方:14万人
この人数の中にはクレジットカードのキャッシングを利用している方、銀行のカードローンを使っている方なども入ります。日本の人口が今1億3000万人程度であることを考えると、だいたい10人に1人はどこからかお金を借りている…と考えるのが正しい状況なのかもしれません(住宅ローンや車のローンなどは除いた数字)。
以上、消費者金融大手3社の会員数(2014年版)!アコム、プロミス、アイフル等の消費者金融利用者は、世の中にどのくらいいるのか…という話題でした。
参考リンク:
消費者金融やクレジットカードの統計に興味がある方は、下記記事なども併せてどうぞ。
*1:月刊消費者信用2015年9月号の数字から引用。正確には口座数…ですが、口座数≒利用者数なので、今回の記事では利用者数という表記で紹介をさせてもらえればと思います。