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トヨタ新型プリウス 燃費40キロに
10月13日 16時52分

トヨタ自動車はことし12月に発売する主力のハイブリッド車「プリウス」の新型車について、燃費が最もよいタイプでガソリン1リットル当たり40キロと、国産車では最高の燃費になる見通しであることを明らかにしました。
トヨタ自動車は13日、新型「プリウス」の主な性能について発表しました。それによりますと、新型車は、ガソリンエンジンの効率の向上や、バッテリーやモーターの軽量化、それに空気抵抗の抑制などで、これまでに比べて燃費がおよそ20%改善したとしています。正式な燃費は国の認可などが必要になりますが、トヨタ自動車によりますと、国内の基準に基づくと、最も燃費がよいタイプでは、ガソリン1リットル当たりで40キロを達成する見込みだということです。
現在、国内で販売されている乗用車の燃費は、トヨタの「アクア」とスズキの軽自動車「アルト」の37キロが最高ですが、新型プリウスはこれを上回る見通しです。新型車の開発を担当した豊島浩二チーフエンジニアは、「世界的に見るとハイブリッド車はまだ普及しておらず、新型車によってグローバルでハイブリッド車を普及させていきたい」と話しています。
トヨタは新型プリウスを国内でことし12月に発売し、来年以降アメリカやヨーロッパなどで順次投入する計画で、燃費性能を巡る自動車メーカーの競争はさらに激しくなりそうです。

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