中国の人口 「2025年まで増えてそのあとは減る」
[10月09日 11時30分]
「中国社会科学院人口・労働経済研究所」という研究所が、中国のこれからの人口について予想しました。研究所は、中国の人口は2025年に約14億1000万人まで増えるだろうと言っています。そのあとは人口が減って、2050年には約13億人になりそうだと言っています。
中国の政府は、人口が増えすぎないように、1組の夫婦に子どもは1人だけなどと決めた「一人っ子政策」を30年以上前から行っています。
このため、出生率(=人口のうち、その年に生まれた赤ちゃんの割合)が下がって、働く人も減ってきています。今のままでは経済があまり成長しなくなるかもしれないと心配する人もいます。
2025年からあとは人口が減るという予想が出たため、専門家は、政府が
「一人っ子政策」のルールをもっと緩くする可能性があると考えています。