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【プロ野球】阪神、力尽く…和田監督「申し訳ない」2015年10月13日 紙面から
◇CS ファーストステージ第3戦 巨人3−1阪神一打同点の芽を摘み取られると、退任する阪神の和田監督は歩み寄ってきた巨人・原監督と握手を交わした。阪神ひと筋31年。宿敵に敗れ、無念の色をにじませた。 「全国のタイガースファンの皆さんの期待に応えられず、申し訳なく思う。選手は最後まであきらめずに、何とかしようと戦ってくれた。負けて気持ちがスッキリすることはない。負けて、悔しいのは悔しい」 2点を追う9回。沢村に対して鳥谷と代打の西岡が連打で好機をつくるも、福留、ゴメス、マートンのクリーンアップが封じられた。チームの浮沈を左右してきた主力で、逆転の風は吹かなかった。あきらめをつけようにも、やはり胸底には悔しさしか残らない。 今季2勝5敗と苦手のポレダに対して、引退する関本を初対決ながらスタメンで起用。1点を追う5回の無死一、二塁ではバントではなく、その巧打に懸けた。空振り三振で裏目に出たが、それも信頼の証しだった。 今春キャンプでは不整脈に見舞われて入院。普段から血圧が高く、降圧剤を服用。「泰然自若」を座右の銘にして、指揮を執ってきた。監督として5位、2位、2位、3位。3年連続Aクラスは岡田彰布監督以来だ。 「選手はこの悔しさを持って、また来年に向かってほしい」。恩師の故中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)に日本一をささげることができず、タテジマのユニホームを脱いだ。 (吉川学) PR情報
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