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人気のライオン射殺した米国人訴追せず ジンバブエ
10月13日 11時11分

アフリカ南部のジンバブエの国立公園で人気を集めていた野生のライオンが、アメリカ人の狩猟愛好家の男性に射殺された問題で、ジンバブエ政府は、狩猟の許可は得ていたとして、このアメリカ人の男性を訴追しない方針を示しました。
ジンバブエ西部のワンゲ国立公園の近くで、ことし7月、「セシル」と愛称をつけられた13歳の野生のオスのライオンが、アメリカ人の狩猟愛好家に射殺されました。殺された「セシル」は、黒いたてがみと精かんな姿から、住民や観光客の間で人気を集め、「アフリカで最も有名なライオン」として知られていました。
アメリカ人の男性は、地元のハンターに日本円でおよそ600万円を支払って、狩猟を手伝うよう依頼し、おびき出された「セシル」を弓矢やライフルでしとめたということです。
このアメリカ人の男性について、ジンバブエ政府は当初、国立公園で保護されていた野生動物を違法に殺した疑いがあるとして、訴追を検討していましたが、12日、ムチングリ環境相は「狩猟の許可は得ていた」と述べ、男性を訴追しない方針を明らかにしました。
アフリカでは、外国の愛好家が多額の金を払いライオンやゾウなどを狩猟することが、スポーツハンティングとして行われていて、財政状況が厳しいジンバブエにとっても、貴重な財源となってきました。今回の政府の方針は、アフリカでスポーツハンティングを規制することが難しいことを改めて示すものとなりました。

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