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都心ビジネス街の温泉 くみ上げ作業を公開 大手町
10月13日 11時48分

日本のビジネス街の中心の東京・千代田区大手町の地下から、去年採掘された温泉で、13日、温泉のくみ上げ作業が初めて公開されました。
大手不動産会社の「三菱地所」は、再開発事業を行っている日本のビジネス街の中心の東京・千代田区大手町で、去年6月、地下1500メートルから温泉を採掘しました。13日は、報道関係者に対して、温泉のくみ上げ作業が初めて公開されました。
この温泉は温度がおよそ32度で、淡い褐色をしていて、温泉の性質を調べた専門機関によりますと、塩分を多く含んでいるため、体が温まりやすく、神経痛や腰痛などへの効能が期待されるということです。
温泉は、同じ敷地に来年春の完成に向けて建設が進められている、オフィス棟の中のフィットネス施設の利用者が使えるほか、災害時には救助活動に携わる人やボランティアに開放することにしています。また、同じ敷地に建設される日本旅館では、外国人旅行者などの誘致のために活用しようと検討しているということです。
「三菱地所」で再開発事業を担当する小野尾博さんは「温泉が、地域の人や外国人旅行者が集う交流施設のような存在になってほしい」と話していました。

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