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VW 不正問題受け格付け引き下げ10月13日 4時53分
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大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズは、ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を受け、フォルクスワーゲンの格付けを1段階引き下げたと発表し、今後、問題が拡大した場合にはさらに格下げを行う可能性があるとしています。
スタンダード・アンド・プアーズは12日、ドイツのフォルクスワーゲンの格付けをこれまでの「A」から「A-」へと1段階引き下げたと発表しました。今回の問題についてスタンダード・アンド・プアーズは「不正の発覚でフォルクスワーゲンのリスク管理の態勢に欠陥があることが明らかになった」と指摘し、ブランドイメージの悪化などで業績などへの影響が懸念されるとしています。
そのうえで、今後問題が拡大し、フォルクスワーゲンの業績や資金繰りに悪影響が出た場合には、格付けを最大でさらに2段階引き下げる可能性があるとしています。
今回の不正発覚を受けて大手格付け会社では、フィッチ・レーティングスとムーディーズもフォルクスワーゲンの格付けを引き下げる方向で検討すると発表していて、フォルクスワーゲンの経営に対する懸念が広がっています。
そのうえで、今後問題が拡大し、フォルクスワーゲンの業績や資金繰りに悪影響が出た場合には、格付けを最大でさらに2段階引き下げる可能性があるとしています。
今回の不正発覚を受けて大手格付け会社では、フィッチ・レーティングスとムーディーズもフォルクスワーゲンの格付けを引き下げる方向で検討すると発表していて、フォルクスワーゲンの経営に対する懸念が広がっています。