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【芸能・社会】

坂本龍一 オスカー有力映画の作曲担当

2015年10月13日 紙面から

9月に米シアトルでレコーディングに臨んだ坂本龍一

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 音楽家の坂本龍一(63)が2016年アカデミー賞の有力候補と目されている米映画「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)の作曲を担当することが12日、決定した。同映画は12月25日に北米で限定公開、来年1月8日に全米公開され、同4月に日本公開されることも決まった。

 同映画は13年に俳優休業宣言したレオナルド・ディカプリオ(40)が主演。アメリカの未開拓荒野を舞台に、仲間に裏切られ瀕死(ひんし)のまま置き去りにされた伝説の探検家が生き延びようとする姿を描くサバイバル・アドベンチャー。

 イニャリトゥ監督は映画「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で今年2月の第87回(2015年)アカデミー賞4部門を受賞。坂本も87年の映画「ラストエンペラー」でアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞しており、同監督は「やっと龍一と協力することができてうれしい。彼は類いまれな才能の持ち主で、私は長年にわたって彼の作品の大ファンだ」とコメント。

 坂本も「今、世界で一番力のある監督と仕事をする機会を得て、これ以上に光栄なことはありません」と話している。

 2年連続のオスカー獲得がかかるイニャリトゥ監督に、休業宣言を覆して悲願のオスカー獲得を目指すディカプリオ。“世界の坂本”も加わった超話題作に注目が集まるのは必至だ。

 

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