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[シカゴ/オーランド(米フロリダ州) 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)当局者2人は12日、経済指標が予想外に悪化しないかぎり、12月利上げを支持する可能性を示唆するとともに、利上げの道筋は段階的になるとの考えを強調した。
ロックハート米アトランタ地区連銀総裁は、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げを検討する上で経済データが十分そろう可能性もあるが、12月会合までにさらに多くのデータを入手することができる、との考えを示した。総裁は今年のFOMCで投票権を有する。
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は、2016年半ばの利上げが「最善の選択」ではあるものの、利上げの前倒しは必ずしも自身の経済見通しに反するものではないと述べたほか、利上げの道筋についてはFRB当局者の大半が現在想定するよりもかなり段階的であるべきとの考えを強調した。10月もしくは12月の利上げが適切か否かの判断は時期尚早とした。
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