息子にとっての電車は
かなりの大きいブームでした。
親である私達も、親戚も、近所の人も、
この子は一生、電車一筋で生きていくだろうと信じて疑わなかった程です。
(実際は違いましたが…)
それはもう、かなりのハマりようでした。
外に散歩に出かけると、
必ず自分が電車になって、道路の側溝の蓋の上(彼の中では線路のつもり)を走り続け
当時4歳くらいだったと思うのですが、
30分くらいノンストップで走り続けるんです。
母は着いて行くの必死です(汗)。
ほんと
君はフォレスト・ガンプか!
と何度突っ込みたくなったことか。
電車の中でも、特にドアが好きだった息子。
当時の遊びはもっぱら
ドア遊び。
どんな遊びかと言うと、
引き戸をひたすら開け閉めする遊びです(地味 笑)。
家ではいつも、
‘‘ ドアッ閉まりま~す。ドアッ開きま~す。”
という声が。
だんだん10分くらいして、気分が乗ってくると
‘‘駆け込み乗車はおやめ下さーい!は~い、危ないですよ~!閉まる扉にごちゅーいくださーーーいっっ‼︎ ”
っていう叫び声が(笑)。
お友達の家に子連れで遊びに行く時は、
‘‘ ねえ、○○んち引き戸ある?”
って聞いてたくらいです。
それ程までに電車のドアにハマっていた息子は、
当時、開閉のできる物を見ると、
全てドアに見えてしまうようなのです。
ある時私の姉が
息子に絵本を読み聞かせしてあげようとして、
はじまりはじまり~
と絵本の最初のページを開いた瞬間に、
‘‘ ドアッ、閉まります!”
と息子がとっさに絵本を閉じたんです。
絵本大好きなのに、反射的に体が動いちゃったんでしょうね。
それには私も姉も、
‘‘ いやいやいや、ドアちゃうしー”
と爆笑してしまいましたね。
ま、その原理は結構便利なところもあり、
息子がご飯を食べたがらない時には
スプーンを口の前に持っていき、
‘‘ ドアッ開きまーす ”
って言えば、息子の口は反射的に開いてしまうので、
お茶の子さいさいでした(笑)。
電車に関するエピソードは尽きないので、
ついつい長くなってしまいました。
また追い追い紹介したいと思います。
それにしても、
自分の体のコントロールが効かないくらい
好きなことって
つまり、アドレナリン出まくりなことって
自分に何かあるかな~。
それを見つけた人は
本当に幸せ。
息子は物心ついた時から、
それがずっとあります。
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