難民問題のことに関して考えは?
──それは1点の例をお願いしたんですが、私はいろいろ大阪維新の会の方と話したらやっぱり、外国人受け入れのみんなある程度積極的なんですので、今のところやはり、シリア難民たちのほうがものすごく大変で、あちこちの国はできるだけ受け入れてください。そういう特にシリア難民問題のことに関して、橋下さん、あるいは松井さんは何か新しい政党には何か考えがありますでしょうか。
橋下:これは難民受け入れについては、評論家とかコメンテーターだったらもっと受け入れろ、もっと受け入れろって簡単に言えます。しかし現実に大阪府、大阪市を預かってる行政の責任者からすると、今日本の国は難民を受け入れる体制がきちっとできておりません。これは国民の意識もそうだと思うんですね。で、僕はだからといって、難民受け入れに消極的になるのは駄目だと思ってます。これはもう人道上の問題として、僕は積極的にやるべきだと思ってますよ。積極的平和主義ということを掲げるんであればね、ある意味武力的にいろんな形で貢献していこう、世界に貢献していこうということだけではなくて、その難民受け入れということでもきちっと積極的にこれは世界に貢献していくということは、僕は日本の、こんな島国の日本が存在感を示そうと思ったらそれはやらざるを得ないと思っています。
で、僕はだから難民受け入れについては積極的にやるべきだと思っていますが、同時にそうであれば、受け入れ体制もしっかりやらなきゃいけないと思ってますね。それは住民の意識改革の問題もはじめ、それから言語の問題、受け入れ体制の問題、これも両者合わせてしっかりやっていこうというのを僕は、国政政党・おおさか維新の会ではきちっと打ち出していきたいなと思います。やっぱり今の日本の政府、日本の国っていうものは、難民受け入れについては消極的。
だけど、これはコメンテーターや学者や気楽な新聞の社説が言うように、簡単にできることではありませんから、それはきちっと両建てで、体制も整えながら、やっぱり日本のこの世界における存在感というものを示すためには、これは難民受け入れについてはもっと積極的にやっていかなきゃいけないと思いますね。
The Japan Times:ありがとうございました。
司会:はい。続きまして。
橋下:やっぱりそれぐらいやらないと日本の国は開かれませんよ。で、外国人に会ってね、僕も先日、外国人に会う機会がちょっとあったんですけど、おどおどおどおどしてて子供にばかにされましたよ。子供のほうが今、英語ぺらぺらしゃべるようになってきてね、やっぱり日本の国をもっと開かれた国にしようと思えば、だから難民受け入れっていうわけではないけど、もっと外国人にね、やっぱりこう、開かれた国っていうことを、それをもう、もっと打ち出さなきゃいけないと思いますね。
司会:はい。続きまして。
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