「女は7の倍数、男は8の倍数の年齢で、体調に変わり目が訪れる」
東洋医学の文献「黄帝内経」にそのような記述があるそうです。
そういえば7,8歳頃に永久歯に生え変わりましたよね。
昔は今ほどに医学が発達していなかったため、天然に存在する薬効成分を持つ産物を利用して体質改善を行っていました。よく聞く生薬に、ウコン、人参、アガリクス茸なんかがありますね。
今日はそんな生薬のちからを引き出した「養命酒」を製造している養命酒製造(2540)について紹介したいと思います。
養命酒とは
テレビCMで養命酒の宣伝を見た方もいるかと思います。
14種類の生薬が溶け込んでいる薬酒で、肉体疲労や冷え性、食欲不振などの症状に対して改善効果が期待出来るとされています。
私も飲んだことがあります。
気になる味の方ですが、甘くて少し薬っぽい味がします。飲んだあとにクワッー!っと喉が熱くなる感じがしますね。アルコール分が14%あるので、養命酒を飲んだあとの運転は駄目です。
妊娠中など、こんな時に飲んでも大丈夫?という養命酒に関するQ&Aがありましたので貼っておきます。
養命酒製造の株がより買いやすくなりました
実は先日10月1日に、養命酒株に大きな変化がありました。
何が起きたのかと言うと養命酒製造(2540)は普通株式2株を1株に併合し、単元株式数を1,000株から100株に変更しました。
発行株の総数は併合したので半分になりましたが、1株あたりの純資産額は2倍になっているので、価値に変動はないです。1,000株だとかなりの資金がないと購入出来ませんでしたが、100株に変更になった事で個人投資家も買いやすくなったのではないでしょうか。
養命酒製造の株価と指標
(ヤフーファイナンスより引用)
養命酒製造(2540)の主要な指標(2015/10/12日 時点)
- 株価:1914 (100株で191,400円程で投資可能)
- PER(予想):14.73倍
- PBR(実績):0.71倍
- 配当利回り(予想):2.09%
- 株主優待:なし
円安により原材料価格が上昇しましたが、売上、営業利益、1株当たり純利益等が堅調に右肩上がりとなっています。自己資本比率も80%付近あり財務良好なため、私好みの銘柄です。
IT企業のような派手さや、急激な超業績アップは無いような気がしますが、漢方が体にじわっ~と効いてくるようにじわじわと業績は伸びていくかもしれませんね!
漢方と言えばツムラ(4540)も良いですね。こちらも私の好きな銘柄です。