大久保嘉人の嫁 莉瑛さん発症の胞状奇胎とは?奥さんの為に坊主が話題

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大久保嘉人ゴール

プロサッカーチーム、川崎フロンターレに所属する大久保嘉人選手が、子どもと一緒に丸坊主になったと噂になっています。

大久保選手が丸坊主になったのは、国見中学校、高等学校に通っていたとき以来の事だったようです。

ですが実は、この丸坊主には奥さんに対する深い愛情が込められていたんですね。

そこで本日は、大久保選手と息子たちが丸坊主になった理由や、奥さんが患ってしまった胞状奇胎や奇胎後hCG存続症がどんな病気なのかについてご紹介させて頂きます。

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プロフィール

大久保嘉人プロフィール本名:大久保 嘉人(おおくぼ よしと)
生年月日:1982年6月9日(33歳)
出身地:福岡県苅田町
身長:170cm
体重:73kg
選手情報
在籍チーム:川崎フロンターレ
ポジション:FW(CF, ST)/ MF(OH, SH)
背番号:13
利き足:右足


画像出典:http://news-soccer.net

大久保嘉人 林田莉瑛 結婚までの経緯

大久保嘉人さんは1982年6月9日に、福岡県苅田市で誕生しました。

小学校3年生の時に苅田サッカースポーツ少年団に入団し、本格的にサッカーを開始することになります。

小学生時代から、持ち前の負けん気の強さと、抜群の運動神経の良さで、すぐに頭角を現し、1994年には、U-12の福岡県選抜チームに選出されます。

中学校は、サッカーの名門校である国見町立国見中学校に進学し、2年生、3年生の時には全国大会ベスト8に入り、U-15の長崎県選抜チームにも選出されます。

高校は、長崎県立国見高等学校に進学し、3年生の時には、インターハイ、国民体育大会、全国高等学校サッカー選手権大会、全てで優勝し、高校三冠も達成しています。

インターハイでは10得点、高校選手権では8得点をあげ、どちらも大会得点王を獲得しています。

U-19の日本代表にも選出されるなど、サッカーでの実績はずば抜けており、2001年の1月9日、鳴り物入りでJリーグのプロサッカーチーム、セレッソ大阪に入団することになります。

2003年には、得点ランキング日本人トップとなる16得点を獲得し、U-22の日本代表として活躍しながら、A代表であるサッカー日本代表にも選出され、華麗なデビューを飾ります。

大久保嘉人日本代表

画像出典:http://livedoor.blogimg.jp

2004年12月、大久保嘉人さんが22歳の時に、18歳の頃から交際していた現在の奥さん、林田莉瑛さんと結婚をされます。

大久保嘉人結婚

画像出典:http://livedoor.blogimg.jp

その後、お2人には、2005年に長男の碧人(あいと)君、2010年には次男の緑二(りょくじ)君、2012年には三男の橙利(とうり)君という3人の男の子が誕生し、5人の幸せな家庭を築かれています。

現在の大久保嘉人さんは、川崎フロンターレに在籍し、30代で日本代表に選ばれるなど、堂々たる活躍を継続中です。

奥さんに胞状奇胎発覚

大久保嘉人さんが11日のインスタグラムで、子供3人と一緒に丸坊主にした姿を公開しました。

大久保選手が丸坊主になったのは、国見中学、高校以来だったそうです。

大久保嘉人丸坊主

画像出典:http://cdn-stf.line-apps.com

ですが、これには深いわけが隠されており、胞状奇胎が見つかりこれから抗癌剤治療を行なうことになる奥さんの、髪の毛が無くなってしまう痛みを家族で少しでも共有したいという思いからの行動でした。

大久保選手といえば、サッカー界では熱血魂が災いしてか、ラフプレーなども多く、「悪童」などと噂されていましたが、実際は、家族思いのとっても優しいパパさんだったんですね。

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胞状奇胎とはどんな病気?

4人目のお子さんを妊娠されていた奥さんは、今年の夏に残念ながら流産をされてしまったようです。

その際、奥さんが「胞状奇胎」を患っていることが分かり、手術を行い、無事に完了されたようです。

胞状奇胎というのは、子宮内にある繊毛細胞が、水ぶくれを起こして子宮内に充満してしまい、見た目にはまるで「いくら」や「ブドウの房」のようになってしまう疾患の事をいいます。

胞状奇胎

画像出典:http://www.geocities.jp

通常であれば絨毛細胞によって作られる胎盤が正常に作られないため、流産などを引き起こす原因になってしまいます。

胞状奇胎は、妊娠500回に対して1回程度の割合で発生すると言われている疾患で、現在では妊娠する回数が減っている事もあって、減少傾向にあると言われています。

胞状奇胎が発生する原因とは?

胞状奇胎という症状は、精子と卵子の受精の異常によって引き起こされると言われています。

母親の卵子の中にある核となるDNAが消えてしまい、父親の精子を由来とする核だけから発生する胞状奇胎を「全胞状奇胎」と呼び、母親からの卵子1つと、父親からの精子2つが受精してしまい、3倍体となることで発生する胞状奇胎を「部分胞状奇胎」を呼んでいます。

胞状奇胎の診断方法とは?

胞状奇胎の診断は、膣内のエコー(超音波)検査と、血液の中や、尿の中のhCGの値を測定するといった方法があります。

hCGというのは「妊娠性ホルモン」と呼ばれており「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」の事を指していいます。

このhCGというホルモンが分泌されることで、卵巣に作られている黄体を刺激し、黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌を促進し、妊娠の維持につとめるといった働きをします。

このhCGという妊娠性のホルモンは、正常な妊娠の場合でも上昇するのですが、胞状奇胎を患っている場合は、更に高い値を示します。

診断結果の確定は、流産手術とも呼ばれる子宮内容除去術を行った後に、病理検査によって詳しく検査された後になされます。

胞状奇胎の治療方法とは?

胞状奇胎の治療方法は、まずは子宮内にある胞状奇胎を除去する手術を行ってから、更に約1週間後に、また、子宮内容を除去する手術を行い、胞状奇胎が完全に取り除かれているかどうかを確認します。

手術後は、定期的に病院に通院し、基礎体温の状況や、血液の中のhCGの値が正常値まで下がっているかどうかを確認します。

hCGの値が正常値まで順調に下がっていれば、次の妊娠や分娩には、全く問題が無いと言われています。

妊娠が可能な時期は医師に確認を行う必要がありますが、一般的には1年間は避妊を行い、その間に問題などなければ、許可が出されているといった状況です。

一方で、hCGが正常値まで順調に下がっていない場合は、「侵入奇胎」や「絨毛がん」の可能性が疑われることになります。

この場合は、精密検査を行なう必要があります。

胞状奇胎手術後にhCGの値が正常まで下がらない症状を「奇胎後hCG存続症」と呼び、大久保選手の奥さんはこのケースであったと考えられます。

侵入奇胎や絨毛がんはどんな病気?

胞状奇胎を患った方の約10~20%は「侵入奇胎」を、約1~2%の方は「絨毛がん」に移行してしまうと言われています。

hCGの値が正常値にまで下降しない場合や、子宮からの出血が止まりにくい場合、または、尿検査での妊娠反応が継続的に陽性になる場合は、この病気である可能性があると言われています。

侵入奇胎のほとんどのケースが、胞状奇胎から6ヶ月以内に発生すると言われていますので、胞状奇胎の妊娠をしてから、定期的に外来通院を行い、血液中のhCGの値をチェックしていれば、必ず発見出来る病気であると言われています。

胞状奇胎の後に、絨毛がんへと移行してしまう前に、侵入奇胎の段階で確実に治療を行えば、ほぼ完治できる病気であると言われています。

絨毛がんに関しては、胞状奇胎の後だけではなく、正常分娩や流産、人工中絶など、どんな妊娠の後にも発症する可能性があると言われていますので、子宮から異常な出血などがある場合には、婦人科を受診する事が大切です。

侵入奇胎や絨毛がんの診断方法とは?

侵入奇胎というのは、子宮の壁である筋層内の中に、胞状奇胎の細胞が入り込んで腫瘍を作ってしまうという病気で、いわゆる”がんの前段階”であると言われています。

侵入奇胎のうちの約30%は、血液の流れに乗って、肺に転移してしまうと言われています。

筋層内に入り込んだ侵入奇胎は、膣内のエコー(超音波)検査や、MRI検査で発見出来ると言われており、肺に転移してしまった場合は、CT検査で発見出来ると言われています。

胞状奇胎の後に、子宮には病巣が発見できないものの、肺にのみ病巣が発見できる場合や、hCGの値が高いにも関わらず病巣がはっきりとしない場合には、侵入奇胎として扱われるのが一般的です。

絨毛がんというのは、侵入奇胎と同様に子宮の壁である筋層内に腫瘍を作る病気なのですが、その増殖や進行のスピードが侵入奇胎よりも早い、悪性度の高い腫瘍の事を指していいます。

絨毛がんは、進行のスピードが早く、肺だけではなく肝臓や脳、腎臓といった全身に転移してしまう可能性もあるため、全身のCT検査が必要となってきます。

侵入奇胎や絨毛がんの治療方法とは?

侵入奇胎や絨毛がんの治療には、抗がん剤を使用した化学療法を行なうのが一般的です。

大久保選手の奥さんも、これから抗癌剤治療に入るとおっしゃっていましたね。

侵入奇胎、絨毛がんともに、抗がん剤は非常によく効くがんであると言われており、早期に発見できれば、ほぼ完治できると言われています。

侵入奇胎のや絨毛がんは、20~30歳代の若い方に多いとされており、治療後の妊娠を希望される方も多いため、一般的に化学療法のみの治療が行われます。

治療が完了すれば、一般的には1年間は避妊を行い、慎重に経過を観察したうえ、再発の兆候がなければ、妊娠も分娩も問題なく行なうことが出来ます

抗癌剤の作用で、一時的に髪の毛が抜けてしまう場合がありますが、治療が終われば、一般的にはまた生えてくるものですので、必ず良くなると信じて、頑張って頂きたいものですね。


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