ギリシャ問題、中国元の切り下げ、米国の利上げ観測...。読みづらい為替相場でも「しっかり運用」のFX投資とは・・・
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PR 2015/09/16
専門家は事故をどう見るのか。組体操事故に詳しい名古屋大学大学院の内田良准教授(教育社会学)はJ-CASTニュースの取材に「(学校や教員は)リスクに向き合う力が無いと言わざるを得ない」「補助役の教員を周りに配置する、セーフティーマットを活用する、という『安全策』は何の意味もありません」と学校や教員、市教委を厳しく批判した。
ピラミッドはほぼ内側に崩れるため、周囲に教員を配置する意味はない。セーフティーマットも後方へ落下する生徒のけがを軽減するかもしれないが、根本的な解決法にはならない。「これでは『言い訳のための方策』とみなされても仕方ありません」――内田さんはそう見る。
事故を起こした10段ピラミッドの場合、一番負担の大きな生徒は背中におよそ3.9人分、200キロ以上もの重さがのしかかる。そのため崩れた時のエネルギーは凄まじく、生徒が脊髄損傷など重い障害を負った事例も過去にあるようだ。
さらに訴訟へ発展した場合も、圧倒的に「学校(教員)側に分が悪い」と指摘する。組体操事故をめぐる訴訟はほとんど学校(教員)の敗訴に終わっており、「組体操事故への関心の高まりを考えると、もはや『リスクを知りませんでした』では済まない状況になっています」とした。
では、これだけリスクの高い人間ピラミッドをなぜ学校側はやり続けるのか。内田さんは「体育祭で大きなピラミッドを披露すると、見にきた保護者は拍手喝采、賞賛しますよね。そうなると、教員もやめられなくなるんです。ピラミッドが作り出す『感動』が負の面を見えなくしているんです。保護者と教員がピラミッドの巨大化を推進してきたと言っても過言ではありません」と話し、この状況を「感動の呪縛」と呼んだ。
取材の最後に内田さんは、「巨大なリスクを抱えた人間ピラミッドはやるべきでない」と強く語った。
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PR 2015/04/02
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お知らせ
世間に知られてない部分言うと先生達は崩れていくピラミッドの下で必死で生徒受け止めて怪我した先生もいる。子供が帰ってきて真っ先にそう言った。ピラミッド崩れた直後も3年生は最後の組体やから自分らから「もう一度やらせて下さい」って挑戦して成功した。最高の思い出になったと思う。もし自分の子が骨折しても先生に感謝しても腹は立たない。骨折はいずれ治る。友達や先生との絆は今を逃したら一生手にすることはない。
組体ピラミッド事故中学の骨折した子供の友達の親です。世論は結果ありきで無責任な発言しすぎ。言っていいのは怪我した子の親だけ。そのせいで怪我した子が一番傷ついてる。大体専門家の内田ってヤツ怪しすぎ。売名行為。うちの学校は先生と生徒の団結強いからなんもわからんやつ何も言うな。子供らが「先生可哀そう悪くないのに」って自分ら責めだしてる。危ないからって何でも取りあげたら身も心も弱い人間しか居なくなる。
042は岸和田の祭りを例に出している。
岸和田の祭りも、学校のピラミッドもどちらも危険だが、岸和田の場合あくまで自分の意志で危険な祭りに参加しているのに対して、学校のピラミッドは、生徒が強制されていることに大きな違いがある。だから、岸和田の祭りの死者や怪我人と学校のピラミッドのそれとを同列に論じることはできない。
それなら、041の言うように「全員参加型」ではなく「やりたい者だけ」の参加にすればいいという話にもなるが、自主参加という形態になっても、学校現場では実質的には強制参加になってしまう可能性がある。特攻隊が志願によるものというのは建前で実質的には強制であったのと同様だ。つまり「やりたい者だけ」の原則が学校側の責任逃れの方便になってしまう。
問題は、社会的に問題になっている危険な行為を学校が生徒に強制したり、それに対しての社会的なチェックが全然できていないことだ。