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事故起こった際のヨウ素剤 配付前に説明会 東海村10月11日 11時31分
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茨城県は、東海村にある東海第二原子力発電所から半径5キロ圏内の住民およそ8万人を対象に、今月から甲状腺の被ばくを防ぐヨウ素剤の配付を始めるのに先だって、対象の地域で説明会を始めています。
茨城県は国の原子力災害対策指針に沿って東海第二原発から5キロ圏内に住むおよそ8万900人を対象に、原発事故が起きた際に甲状腺の被ばくを防ぐヨウ素剤を今月から配付することにしています。
これに先だって県はヨウ素剤への理解を深めてもらおうと地区ごとの説明会を始めています。このうち村内全域が対象となる東海村の舟石川地区で10日開かれた説明会では、地元のおよそ20人が集まり、担当の薬剤師がヨウ素剤の効能や、発疹やおう吐などの副作用が出る場合もあることを説明していました。
70代の男性は、「これまで事故に対して無防備だったので少し安心しました。ヨウ素剤を使うことがないように安全対策を徹底してほしい」と話していました。県薬務課の島田匡彦課長は「茨城県は5キロ圏内の人口が全国で最も多いので、引き続き万が一に向けた対策を徹底していきたい」と話していました。
これに先だって県はヨウ素剤への理解を深めてもらおうと地区ごとの説明会を始めています。このうち村内全域が対象となる東海村の舟石川地区で10日開かれた説明会では、地元のおよそ20人が集まり、担当の薬剤師がヨウ素剤の効能や、発疹やおう吐などの副作用が出る場合もあることを説明していました。
70代の男性は、「これまで事故に対して無防備だったので少し安心しました。ヨウ素剤を使うことがないように安全対策を徹底してほしい」と話していました。県薬務課の島田匡彦課長は「茨城県は5キロ圏内の人口が全国で最も多いので、引き続き万が一に向けた対策を徹底していきたい」と話していました。