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【大リーグ】

ドジャース、エース&主砲の活躍で1勝1敗

2015年10月12日 紙面から

◇NLDS第2戦 ドジャース5−2メッツ

 エースと主砲で1勝1敗のタイに引き戻した。先発右腕ザック・グリンキー(31)は、7イニングを5安打2失点、8奪三振。2回こそソロ2発を浴びたが、それ以外は持ち味のピンポイント制球で3併殺を奪うなど二塁を踏ませず、今季防御率1・66は両リーグトップの真価を発揮した。

 「何というか、2点までに抑えておけば、何とかなると思った。その通りに逆転してくれて、本当に良かった」。6年ぶり2度目のサイ・ヤング賞を視野に入れる右腕は、安堵(あんど)の表情で語った。

 エースの踏ん張りに、打線も応えた。2−2の同点に追い付いた直後の7回2死一、二塁。通算290本塁打の「A−ゴン」ことエイドリアン・ゴンザレス一塁手(33)が内角直球を右翼線に運ぶ二塁打を放ち、2者を迎え入れ逆転。それまで3打席3三振だった大砲は「神に感謝するのは、過去を忘れられ、目の前の打席に集中できることだ。ようやくバットにボールを当てられてラッキーだったよ」と笑った。

 グリンキーも「打点のチャンスで両軍から打者を一人選べと言われれば、A−ゴンだ。とにかく、そういう最高の打者なんだよ」と感謝した。移動日を挟み、12日からは敵地ニューヨークで2連戦。絶対的V候補として、このステージでは負けられない。

 

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