ほとんどの働きアリは働いてないことが判明
2:8の法則なんてもんじゃなかった…!
アリといえばチームワークのイメージですが、働きアリとは名ばかりで、実はまったく働いてない働きアリが圧倒的大多数を占めることがアリゾナ大学の最新の調査でわかりました。
調査対象は、北米の松林に生息する茶色の小さなアリ「Temnothorax rugatulus」。一般的に分業体制をつくる種として知られ、餌を集める専門、巣をつくる専門、卵の世話をする専門がいます。ところが巣を詳しく調べてみたら、これとは別に、なんにもしない専門がいたのです。
研究班ではまず5つのアリの巣をラボに用意し、巣の構成員全員にカラーペイントで点の目印をつけました。そして2週間に渡って、HDカメラで1日6回5分間ずつアリの動きを記録してみたのです。
すると、働きアリのうち71.9%は半分以上の時間怠けており、25.1%に至っては1度たりとも働いている姿が観測されなかったんだそうな。観測中ずっと精力的に働いている働きアリは、たったの2.6%でした。この結果は学会誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」9月号に掲載中です。
過去の研究では、休むのは一時的なものであって、24時間サイクルのシフト交代制で働いているものと思われてきました。が、怠けるアリは昼夜関係なく1日中怠けていたのです。
これはもう、どう考えても仕事の合間の休み時間ではありません。これはこれで専門なのではないか、そして働きアリの分業体制の中でそれなりに重要な役割を担っているのではないか、と研究者たちは書いていますよ。
source: Science
(satomi)
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門左衛門
雨降った時とかには出てくるんだろうな
たこ/ゆでだこP
そもそも、何をもって「アリが働いている」というのか不明確。人間の労働感覚でアリの行動を論じても無意味。働いていないアリが「実際には何をしているのか」を研究するべき。
tantan
死にやすいから予備が大量にいるんじゃね?
D@i
働いてるアリを集めてもその中から同じ割合で働かないアリになるとか聞いた記憶が
197
1日6回5分とか通販の筋トレ危惧の売り文句みたいなんやなw
ker
何で観察時間が24時間じゃないんですかね?
鮫鮫鮫
でも、遊んでいるアリが新たなルートや餌を偶然発見するケースもあるんだってさ
jinpachi
社会の縮図かな?一部の仕事マニアとごく普通の一般人とニートって感じか
aconcagua
脳も昔は働いてない部分が70%?なんて言われてたし、たぶん人間に見つかってないアリ社会の何らかの役割を担ってるんだろうね。
狛枝凪斗
動いているのが3%か…人間社会も一緒かもね。本当に真剣なのは3%で、7割が半分半分で、2割強が真剣ではない。
saki
待機だろ。それこそ自然界じゃ事故死・被捕食死なんてざらなんだし。なんなら子供が戯れにつぶしたり水責めにしたり。
bakachu
>> 1日6回5分間 こんな程度でいいの?
フナスキン
怠けてるというより数が足りてる間は待機って感じじゃないのかね。ただ、やることが無い=ラクでは無いんだよなあ
おんぷくん[天]
今更感
ミストラル
集団がいると、2割働いて8割怠けるってのは聞いたことある。働いてる2割を追い出すと別の2割が働くらしい。だいぶ前、幼稚園児のお片付けで実験してた。
からあげ
文字通り自宅警備員なんじゃないのかな?ニートと違って緊急時に戦う為の
yanoto
結構昔にこの結果出てなかったっけ?働かない蟻を間引くと同じ割合で働いていた蟻が働かなくなるって研究結果があったと思うけど
kojikoji
動いてない蟻と働いてるって全部同じ個体なの?識別方法はどうしてるんだろう
ああ
蟻はニートだった・・・?
白蟻
観察時間が短すぎて今一信憑性に欠ける