早実、二松学舎にサヨナラ負け 来春センバツ出場は絶望的
2015年10月12日12時44分 スポーツ報知
◆秋季高校野球東京都大会 ▽2回戦 二松学舎大付2x―1早実=延長10回=(12日・立川)
怪物1年生・清宮幸太郎一塁手を擁する早実がサヨナラ負け。4強入りした今夏の甲子園に続く、来春センバツの出場は絶望となった。
清宮は遊ゴロ、右中間二塁打で迎えた0―0の6回1死二塁で、二松学舎大付の「東京NO1左腕」・大江竜聖(2年)の外角直球をとらえ、センター前へ先制打を放った。
しかし、チームは1―0の9回の守備で先頭の平凡なゴロを二塁手がファンブルする失策から土壇場で同点に追いつかれ、延長10回にサヨナラ負けを喫した。
昨夏、今春と2季連続甲子園出場した強敵相手に、2安打1打点と気を吐いた清宮だったが、目標として5季連続出場が遠のいた。これで今年の公式戦がすべて終了し、来年へ向けて再スタートを切る。
早実・和泉実監督「(清宮について)「1年間で、これだけの経験を積めた1年生はそういない。誰が教えるともできない経験ができた。これからは『1年生の』という枕ことばも取れる。この経験をしっかり消化して成長していってほしい」