485系物語 -全国を席巻した国鉄代表形式-¥1,900+税
梅原 淳 JTBパブリッシング
2013年の新刊
いきなり総括すると
「初心者にも優しい485系史」
だろうか
著者の梅原淳さんは「JR崩壊」という著書でお目にかけたことがある

読みやすい文体と的確な指摘、「JR夜行」の提案など、興味深い文章と案を出されるお方
そんな氏のネットニュース記事を最近目にかけ、氏の著書の読み易さを思い出し、書店で著書を検索したところ
本書に出会った次第
意外だったのは国鉄の主力形式と思っていた485系が0系や583系の話題の裏方役という「引き立て役」という位置づけだった

本書は「485系49年」と題した、1962年の481系交直流特急電車の誕生を485系の起源として
49年の中から数多いエピソードを交えて485系の変遷をなぞる
その60Hz用交直流特急電車、481系は北陸特急「雷鳥」「しらさぎ」から始まった
東北用の50Hz対応の483系登場には1965年まで待ち、本題の両者対応の485系登場は1968年の事だった
その後、485系は大規模な転配や運用などを繰り返したようで、その歴史は複雑だ
中には181系へと改造されたグリーン車などもあったという
1975年、札幌-旭川に485系1500番台特急「いしかり」が運転開始
北海道の過酷な雪にボコボコにされて泣く泣く撤退して781系に取って代わられたのは有名な話
…が、この事自体は予測済みなものの、他に投入できる車両の開発が間に合わず、やむなくこの形式を投入し、
北海道の過酷な雪にボコボコにされて泣く泣く撤退させられたとはちょっと意外だった

九州ではクハ481-501に交直流切換スイッチの設置をしないまま、本州乗り入れ運用に入れてしまい、
結局小倉で運転打ち切りなんてエピソードがあった
クハ181をクハ481へと改造した際にその原因があったようだ
等々、おそらく本書にもないエピソードも沢山ありそうだ
「485系のメカニズム」は勉強になった
特に集電用パンタグラフ搭載車のM車、付随車の電動空気圧縮機や電動発電機(サービス電源?)を動かすための電動M'車を
組み合わせるMM'ユニット方式があることはヱヌゲをやる身としては見逃せない知識だった
そんな具合に中々485系を面白く読める1冊だった

ところで、先も書いたように「ユニット方式」を知った以上、そのままにしておけない車両が
初心者の俺の路線に2編成もいることが分かり、ちょいとアタフタした
まず今回のお題そのもの、485系


ただでさえ3両セットがTcMTcなんて意地悪な所にTsなんてグリーン車を付けちゃったもんだからこの編成、
まず走れない気がすることウケアイ
(´ε`;)ウーン…
もう1つはE231系500番台、山手線

こちらも基本セットがTcMTTcとか随分な編成で、やはり走ることすら不可能なような気がしてならず、
両車ともテコ入れに走りましたとさ
つーかメーカー
ちょっとソコ座れ
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2015/10/12(月) 00:33:54|
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