凰稀かなめ、映画祭初参加「機会があれば映画にも挑戦したい」
2015年10月12日6時0分 スポーツ報知
今年2月に宝塚歌劇を退団し、芸能活動をスタートさせた元宙組の男役トップスター凰稀(おうき)かなめ(33)が、映画祭に初参加することになった。
今月15日に開幕する「京都国際映画祭2015」(18日まで)でオープニングプレミア上映されるドキュメンタリー映画「追憶」(よしもと祇園花月で午後8時50分から)の舞台あいさつに特別ゲストとして登壇することが急きょ決まった。
美輪明宏(80)が語りを担当する「追憶」(小栗謙一監督)は、太平洋戦争で日本軍約1万人がほぼ全滅した激戦地、パラオ・ペリリュー島での戦いを描くもの。凰稀は一足先に同作を観賞。「心動かされた」ことを聞き、映画祭総合プロデューサーの奥山和由氏(60)が声を掛けたところ、快諾だったという。
もともと映画好きで相当な本数を見ている凰稀。「『追憶』は戦争を知らない若い世代の皆さんに、ぜひ見てほしいと思いました」といい、「映像には舞台とはまた違った真実を伝える力がある。機会があれば映画の世界にも挑戦してみたいです」とコメントしている。