数々の英語学習で勉強しても英語がマスターできない人がたくさんいます。
その原因は、従来の学習法で勉強していたり、日本人に適した英語学習法とはかけ離れた方法ばかりを行っていることが一番。
そして、続けられない英語学習ばかりに手を出していることです。
【目次】
1 英語を確実にマスターするために絶対不可欠な英語学習のルール
1-1 英語学習ルール1|英語独特の音のつながりをマスター
1-2 英語学習ルール2|英語のリズム感を知っている
1-3 英語学習ルール3|英語を流して聞いて学ばない
1-4 英語学習ルール4|英語は映像やイメージで捉える
1-5 英語学習ルール5|リスニングの前段階の土台がある
1-6 英語学習ルール6|英語をしゃべらない期間がある
1-7 英語学習ルール7|英語の語順感覚が身についている
1-8 英語学習ルール8|文章全体を素早く理解するスキルを持つ
1-9 英語学習ルール8|物事を説明する力をマスターしている
2 日本人のリスニングを上達させる英語学習法
2-1 リスニングが苦手な人に欠けている英語学習法とは?
2-2 従来の英語学習がリスニングの弊害になっている
2-3 日本人の悪い癖を同時に取るリスニング学習法
3 英語の発音が流暢になる英語学習法
3-1 英語学習者の発音が劇的に変わるリンキング法
3-2 英語学習者の発音が劇的に変わる10秒トレーニング
4 単語数2万5000語を習得した英語学習法
4-1 語彙力を驚異的に伸ばすフラッシュバック学習
4-2 複数の単語から映像と英文をフラッシュバックさせる
4-3 英語習得のコツは臨場感学習
5 初心者でも英会話を上達させる英語学習法
5-1 いきなり英会話教室で学習しても上達しない
5-2 正しい英会話習得のステップ
5-3 上記の後にオンライン英会話、英会話教室で学習する
6 海外ドラマや映画を使った英語学習法
6-1 英語学習に最適な海外ドラマや映画を選ぶ
6-2 日本語字幕や吹き替えによる英語学習
6-3 海外ドラマや映画の音声で英語学習
7 話すための英文法をマスターする英語学習法
7-1 従来の文法は学習しない
7-2 語順感覚を身につける英語学習法
7-3 本来の文法は並べ替えでマスターできる
7-4 英語資格に合格するための英文法学習
8 TOEICスコア直結の効率的な英語学習法
8-1 TOEIC学習で最初にやるべきこと
8-2 TOEICのリスニング力を上げる英語学習
8-3 TOEIC単語を攻略する英語学習法
8-4 TOEIC文法を攻略する英語学習法
8-5 TOEIC直前でスコアアップさせる英語学習法
9 ビジネス英語を上達させる英語学習法
9-1 ビジネス英語の学習で大切なこと
9-2 ビジネスシーンで使う基本単語やフレーズから覚える
10 リーディングを上達させる英語学習法
10-1 長文が苦手な人の間違ったリーディング学習
10-2 1つ1つの単語を読まずにリーディングを理解する学習法
10-3 オーバーラップ法による英語学習
10-4 ドンドン英語予測する力が備わる
10-5 興味があるジャンルからトライする
10-6 英字新聞による英語学習をしたい場合
11 英作文や日記でライティング力を上達させる英語学習法
11-1 自分のレベルに合った所から始める
11-2 簡単に英語日記、英作文を作るコツ
1 英語を確実にマスターするために絶対不可欠な英語学習のルール
従来の英語学習では、どれほど学んでも英語を習得する力が身につかないケースが多くあります。
その原因は、単なる英語知識を増やしているだけだからです。
これは『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』でも伝えていますが、英語を確実にマスターするためには英語学習の絶対不可欠なルールがあります。
1-1 英語学習ルール1|英語独特の音のつながりをマスター
一つ目の英語マスターのルールは、英語の独特な音のつながりをマスターすることです。
これは多くの日本人がつまずいてしまう所ですが、その原因は受験英語では全く「音と音のつながり」について教えてくれないからです。
そこには一定の法則が存在しており、英語習得者はこの音のつながりを把握しています
1-2 英語学習ルール2|英語のリズム感を知っている
2つ目のルールは「リズム感」です。
ビジネスの現場で日本人が話す英語がネイティブに通じない原因は、英語特有のリズム感がないからです。
1-3 英語学習ルール3|英語を流して聞いて学ばない
シャワーを浴びるように英語を流して聞いても身につきません。
たまに英語が何となく聞き取れる気がするのは、中学校などで勉強した英単語を、ある程度知っているからです。
日本人の大人の場合、いきなり無意識的な学習に入ってはいけません。意識的リスニングからの無意識化が必要です。
1-4 英語学習ルール4|英語は映像やイメージで捉える
受験英語に慣れている日本人は、文字の学習が多かったせいで、英語を何でも文字で浮かべて、英語から和訳で理解する悪い癖があります。
一方、母国語の日本語を聞いた時に文字は浮かばず、自然にイメージが浮かび上がるはずです。
1-5 英語学習ルール5|リスニングの前段階の土台がある
リスニングが苦手な日本人がたくさんいますが、実はリスニングの前段階に重要な答えがあります。
英語が自然に聞き取れる人というのは、英語の意味を理解することよりも、英語の音素自体を聞き取る力やその認識能力に長けています。
1-6 英語学習ルール6|英語をしゃべらない期間がある
ほとんどの人は英会話スクールで学習しても、海外留学に行っても英語を完全にマスターすることができません。
その原因は、英語をしゃべらない期間を作っていないことです。
実は、一定の沈黙期間、つまり言語をインプットの期間を経て、次第にアウトプットするように変化します。
これが言語習得における自然な流れです。
1-7 英語学習ルール7|英語の語順感覚が身についている
英文法は、英語の構造を理解するために学んでいますが、実はそれでは英語は習得できません。
本来の英語学習や英文法でマスターすべきことは、左脳で構造を把握することではなく、右脳的な語順感覚を身につけることが最重要となります。
文法は「語順」であり、右脳的な語順感覚が身につけば、本当は受動態や前置詞が何々といった難しい用語を覚える必要はありません。
1-8 英語学習ルール8|文章全体を素早く理解するスキルを持つ
英語の文章を理解するために、長文読解による英語学習を経験した人は多いと思いますが、英語辞書を片手にひと手間ずつ調べて行っても日が暮れてしまいます。
それよりも大事なことがあります。それは文章全体を素早く理解するスキルに直結できる学習を行うことです。
1-9 英語学習ルール8|物事を説明する力をマスターしている
英語がペラペラしゃべる人というのは、大量の英単語を暗記しているわけではありません。英語を喋るスキルの基本は、物事を説明する能力だからです。
つまり、英会話スキルに必要なのは物事を説明する力。このスキルを備えている人が日本人ネイティブになれる人です。
このように英語をマスターしている人は9つのルールをクリアしていて、そのための英語学習をすることが必要不可欠です。
そこで、これらを踏まえ、日本人に最適な正しい英語学習法について、リスニング、英会話、単語など目的別の英語学習法をお伝えします。
2 日本人のリスニングを上達させる英語学習法
日本人の多くが英語のリスニングに苦手意識を持っている方が多いのですが、それを克服して簡単にマスターする学習法をご紹介します。
2-1 リスニングが苦手な人に欠けている英語学習法とは?
リスニングを上達させるための英語学習で、英語が苦手な人ほどやっていないことがあります。
それは、一つ一つの英語の音を意識的に聞くことです。
いくら英語学習を続けても英語が聞き取れるようにならない人に共通することが意識的に聞かずに、英語を流しっぱなしで聞いていることです。
しかし、本来、リスニングの土台を作る上で最重要なのが、「頭から音だけに集中して追いかけて聞くこと」です。
2-2 従来の英語学習がリスニングの弊害になっている
なぜかというと、今までの学校英語の悪い癖の延長線上でリスニング学習が弊害になっているからです。
例えば、英語の音声を聞いて、知っている単語が聞こえてくると、その瞬間に多くの日本人は止まってしまいます。
逆に、知らない単語を聞いた時でも同じように「何の単語だろう」と頭の中が止まってしまいます。
要は、両方の場合で同時に和訳しようとして考え込んでしまい、その間に音声を追えない状態を無意識的にも意識的にも自ら作り出してしまうのです。
2-3 日本人の悪い癖を同時に取るリスニング学習法
具体的な方法としては、自然な形で悪い癖が出ないもしくは取り除けるリスニング学習を行うことです。
2-3-1 ゲーム感覚でリスニングに劇的変化が起こるトレーニング
リスニングの悪い癖が全然取れない人に最も効果的で苦痛を感じない英語学習が「数当て」です。
これは『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』でも説明していますが、「一英文が何単語でできているのか」を当てるクイズです。
普段の英語学習とは違って覚える必要はなく、意味も全く関係ありません。単純に英語のリズムを刻んで数えるだけです。
例えば、リスニングの音声から知っている単語が聞こえても、数当てなので、必ず、他の単語も音や数字のカウントに意識がフォーカスしていて、悪い癖を発動させることができません。
脳が無意識的に積極的に「最後まで聞こうとする」のです。
数当てでは、知っている単語、知らない単語に関係なく、和訳している時間はありません。まして、別の事を考えてしまって聞き逃すということもなくなるのです。
つまり、日本人の効果のない英語学習から悪い癖を自動的に消すことができ、英語上達に不可欠な良い癖づけを自然に身につくことになります。
2-3-2 初心者に効果的なディクテーションによる英語学習
次に、リスニング上達に欠かせないのがディクテーションによる英語学習です。
英語のディクテーションとは、シャドウイングと同様に、「リスニング」の力をメインで養うためのトレーニングです。
その方法は簡単で、音声が流れてきて、一文が終わった後に書き起こしたり、その一文が何と言ったかを実際に声に出すやり方です。
音声が聞こえて、それを影のようにタイムリーに追いかけながら対応するシャドウイングとは異なります。
2-3-3 効果が出るディクテーション、効果が出ないシャドーイング学習者
よく、ディクテーションはシャドウイングと比較されますが、初心者はディクテーション、中級者以上ならシャドウイングで効果が出ます。
なぜなら、『英語のシャドウイング|初心者には効果が出ない2つの原因』の記事でも伝えていますが、英語が苦手な初心者だとハードルが高すぎて、あまり意味がないからです。
特に英語初心者ほど、スピードが速くて本来のシャドーイングとして「最初から最後までしっかりと追いかける」ことが実践できません。
語彙力に関してもあまり無いので知っている単語や最後の単語しか理解できずに終わってしまうケースが見受けられます。
逆に、通訳者を目指す方やTOEIC800点、または英検準1級以上レベルの方など英語中級者以上が実践すると効果的です。
3 英語の発音が流暢になる英語学習法
英会話で下手な発音を改善したい人、ネイティブのように流暢な発音で英語を話したい人は、リンキングを使った発音矯正法が効果的です。
3-1 英語学習者の発音が劇的に変わるリンキング法
3-1-1 簡単に英語舌が作れるリンキング
「リンキング」とは、英語の音と音のつながりです。
例えば、「get it」を発音が下手な人だと「ゲット・イット」と学習しています。
しかし、ネイティブは「ゲット・イット」と絶対に発音しません。たいていの場合、「ゲリット(ゲディット)」と発音します。
日本語で言えば、「今」と「日」は単体では「いま」と「ひ、にち」などと言いますが、これがミックスされると「今日=きょう」と読むような感覚です。
このように英語の発音は音と音のつながりを舌になじませることで劇的な改善ができます。
3-1-2 発音学習で絶対不可欠なのがリズム感
リンキングの発音学習の中でも絶対不可欠になるのが「リズム感」です。
英語の発音には日本語と違う独特のリズム感があり、この差が発音や英語力にも影響します。
ネイティブと会話している時に、通じにくいのであれば、一つの原因としてリズム感がないからです。
もし、海外勤務の人などグローバルな場での会議が多い日本人はリンキングで発音をマスターすれば英語は簡単に通じるようになり、仕事自体も進めやすくなります。
3-1-3 英語口、英語舌、英語耳を作る「リンキング」による英語学習
具体的なリンキング学習については、『英語の発音|初心者でもネイティブ並みに話せる発音矯正法』で動画レッスン付で説明していますが、発音で押さえるポイントは、
- 同じ発音が重なる部分
- 単語と単語をつながて発音する部分
- 発音しなくなる部分
を中心に発音矯正を行います。このような英語発音の学習は日本人には馴染みのないものですが、ネイティブの英語の発音には、絶対欠かせない要素となります。
3-2 英語学習者の発音が劇的に変わる10秒トレーニング
さらに簡単に発音矯正したい人におススメなのは、英語で「1から10までの数を数える」学習法です。
実は、1から10の中に日本語にない重要な英語の音が含まれています。この音の認識力をつけて舌になじませることで、不思議なほどネイティブのような発音に近づけることができます。
具体的なトレーニングは、『英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツ』の記事にある『1から10までの英語の発音』(動画)部分を参照してください。
日本人が苦手な音やコツが簡単掴めて、誰でも継続してできる英語学習です。
4 単語数2万5000語を習得した英語学習法
英語検定1 級を取るために必要な単語数は1 万5000 語以上、TOEIC900点を取るためには1万語以上が目安と言われます。
圧倒的に語彙力を伸ばしたい人には、下記の英語学習法がおススメです。
私自身、約10年間の海外赴任生活でたくさんの英語表現に触れて、単語習得数は2万5000語程度になります。
そして、それを可能にしたのが、マイスキ英語のオンラインプログラムにも入っているフラッシュバック法による英語学習です。
4-1 語彙力を驚異的に伸ばすフラッシュバック学習
このフラッシュバック法は、英単語や英文を脳の無意識に落とし込み、一度覚えたら会話の状況に応じて再現できるようにする覚え方です。
これは日常の中で誰でも使っている感覚で自転車に乗る感覚に近いものです。一度自転車に乗れるようになると、再度乗ろうとしたときに乗り方を思い出さなくても乗れます。
パソコンのキーボードのボタンの場所はわからなくても、ブラインドタッチができたり、打ち込みに慣れてくると考えなくても打てるようにその時の記憶・感覚が蘇ってくる状態です。
英語の語彙力で大切なのはこの感覚です。
4-2 複数の単語から映像と英文をフラッシュバックさせる
具体的な学習法としては、一つの英文から複数の単語をピックアップして、それらの単語だけを見て、元の英文を映像ごとフラッシュバックさせることです。
この学習法が効果的なのは、一度に英単語を記憶に入れられ、単語を使う状況も把握できる点です。
語学留学中の日本人や海外駐在のビジネスパーソンに「単語は暗記しているのに、いざという時に会話では口から出てこない」ケースが珍しくありません。そうした状況を避けるのに最適な覚え方になります。
4-3 英語習得のコツは臨場感学習
特に単語などでもそうなのですが、英語習得のコツは簡単に言えば、臨場感学習です。
細かいテクニックや効果的な学習法は『TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法』で説明していますので、実際に英語が使える単語として習得したい人はここで習得のコツを見ておきましょう。
5 初心者でも英会話を上達させる英語学習法
学習の順序と方法をしっかりと間違わないようにすれば簡単に英会話力が自然と付いてきます。
5-1 いきなり英会話教室で学習しても上達しない
今度こそ英語を話したくて、オンライン英会話や英会話教室で学習しようとする人がいますが、英語初心者ほど、いきなり英会話教室で学んでも上達しません。
上達しない理由は2つあります。
5-1-1 いきなりアウトプットを強要される
上達しない理由の1つは、英語が苦手な人にいきなり英語のアウトプットを強要するからです。そうなると単語の暗記や英文法の勉強に固執してしまいます。
英語は本来勉強ではないのに、先生や複数の生徒の前で話さなきゃというプレッシャーで受験勉強方式に逆戻りしてしまいます。
5-1-2 どんな英語学習がいいのか不明になる
2つ目の原因は、いきなり英会話を話そうとしても話せるわけがありませんから、うまくできずに混乱して挫折する初心者やどんな英語学習が最適なのかが分からなくなる人がほとんどだからです。
アウトプットのための発音や語彙、先生の会話をすぐに理解するためのリスニング、テキストを見るリーディングなど、英語学習の課題が常に付きまといます。
その全てをオンラインや英会話教室の短い時間で一気にクリアーすることは不可能です。
本来の言語習得ステップでは、最初に耳からのインプットの能力が備わってから、必ずアウトプットします。
ですから、英会話でもいきなりアウトプット学習をするのではなく、本来の正しい言語習得に沿った日本人向けのステップが必要不可欠です。
5-2 正しい英会話習得のステップ
具体的には、ゼロから英語初心者でも英会話をマスターするためには『英会話の勉強法|独学で確実に英会話を上達させる7つのステップ』の英語学習を行います。
ここでは、自分の頭で考えた事や意見をアウトプットする事に特化した学習法をお伝えします。
5-2-1 とっさに口から言葉を出すための英語学習法
とっさに口から言葉を出せるようになるためには、頭で考えて英語を話すという流れを繰り返し実践することが準備段階で必要です。
そのための学習法が、日本語を見て、直ぐに英訳するトレーニングです。
5-2-2 英訳する流れを頭に作る
このトレーニングは、相手に話しかけられて、直ぐに答えることで英会話に対する脳の流れを強化するための学習法です。
本当は頭の中に浮かんだイメージを自然に英語で伝えられれば良いのですが、多くの日本人は不可能です。
ですから、最初の段階では日本語を介しながら日本語から英語にして、脳の中のアウトプット(話す)の流れを作っていくことです。
5-2-3 アウトプットの流れを作るコツ
(1)主語を明確にする
日本語を英語化するコツは、英文を作る時の主語を明確にすることです。英語の基本は、主語があって、動詞が来るという感覚なのです。まずは、英文を作る時に必ず主語を意識することです。
(2)自分なりの英作文を作る
まずは日本語を見て自分なりの英語を作ってみることです。
その時の注意点は、主語があるか、その後は動詞が来ているかを確認しながら、主語と動詞の形に落とし込むことです。
日本語というのは、主語がない場合や動詞が最後に来てしまう場合などめちゃくちゃです。そんな日本語を扱う私たちの脳なので、構造が変な日本語を英語に置き換えようと染み込まされています。
それを解決する学習法が自分の頭の中だと思いながら日本語を見ることです。そこから英語でどのように表現すればいいのかを実際に英文化していきます。
最後は自分の間違いや答えられない部分として、その弱点を見つけていきます。これだけで必ずスピーキング能力は上がっていきます。この繰り返しです。
(3)簡単な英語を話す癖をつける
そして、もう一つのコツは直訳型の思考から脱却することです。
英会話の苦手な日本人は直訳が癖になっていますが、英語では、難しいものを簡単に言う癖をつけていかないといけません。もちろん、それを言ったり、書き出してもいいですので、どんどん簡単に話せる思考をつけていくことです。
(4)自分の会話をチェックする
さらに余力があれば、自分の会話をスマホやICレコーダーで録音して、英語のリズムで言えているのかをチェックしてみることです。
5-3 上記の後にオンライン英会話、英会話教室で学習する
上記である程度の土台ができて、初めてオンライン英会話や英会話教室で実践で英会話のスキルを磨くことです。
また、英語の日常会話や知っておきたいフレーズを『英語の日常会話|知っておきたい3つのコツとフレーズ37選』の中でまとめていますので、こちらも上記の方法と併せて英会話学習に活用していただければと思います。
6 海外ドラマや映画を使った英語学習法
海外ドラマや映画を使って楽しみながら英語学習をしたい人向けにもその方法をお伝えします。
6-1 英語学習に最適な海外ドラマや映画を選ぶ
英会話習得のためには、海外ドラマや映画のジャンル選びが重要です。セリフが多いものや子供が見るようなジャンルを選択することです。
または、夢中になれる海外ドラマや好きな映画を選んでも構いません。しかし、英語学習を目的とする場合は、SFなど非現実的なものや言葉が少ないアクション映画、自分と関係ない難しい用語ばかりの映画はおすすめしません。
6-2 日本語字幕や吹き替えによる英語学習
その次は、海外ドラマや映画の内容を理解しながら聞きます。英語初心者の方であれば、最初は日本語字幕や吹き替えによって、内容を理解することから始めて下さい。
なお、英語学習は楽しみながらが継続のコツですが、5分刻みに理解しながら進めていきます。
6-3 海外ドラマや映画の音声で英語学習
上記の5分間で理解したことを、その次は英語音声で字幕をオフにして聞いていきます。
その時に大事なのは、分からない単語は無視し、その前の日本語で内容理解したことを思い出しながら英語を聞くことです。
重要なのは、一度で単語を覚えようとしないことです。それよりもその都度、色々な場面や状況に遭遇しながら何度も触れていくことで無意識化に落とし込むことが大切です。
7 話すための英文法をマスターする英語学習法
ほとんどの人が英文法について間違った考え方をしていますが、本来、英文法を習得するゴールとは語順感覚を身につけることです。
7-1 従来の文法は学習しない
文法学習で時制や疑問詞、冠詞など文法知識自体を勉強しても、実際に自然に使いこなせなければ意味がありません。
特に学校の先生でありがちなのが、英文法の知識は完璧なのに全然しゃべれないことです。これじゃ、ビジネスの世界では通用しませんね。
7-2 語順感覚を身につける英語学習法
本来の英文法と言える、語順感覚を身につけるため何をすればいいのか?
それは、文法の解説を読むことでも文法問題を解きまくることでもありません。間違った語順に触れて「違和感」を覚えることです。
7-3 本来の文法は並べ替えでマスターできる
この違和感に触れることは、誰でも簡単にできてシンプルなものです。そして、その方法が並べ替えを活用する英語学習です。
その具体的な学習法が、順番がバラバラになった「英文を正しく並べ替える」ということです。
たったこの繰り返しだけで十分です。これで、頭の中に染みついた日本語構造から新たな英語の構造に慣れることができるようになります。
7-4 英語資格に合格するための英文法学習
英語にも無数の文法が存在しますが、全ての文法をマスターするのは難しく、実際に知らなくてもいい英文法がほとんどです。
TOEICなどの英語資格も必要な場合は、『TOEICも英会話も楽しくなる中学英語の文法14選』で紹介した厳選文法を見ればOKです。
8 TOEICスコア直結の効率的な英語学習法
限られた時間でTOEICのスコアアップを目指すには、TOEICの問題パターンを把握し、コツ、テクニック、ひっかけがはっきりと分かった上で、リスニング対策、リーディング対策をすることが効率的な学習です。
出題相手の意図も知らず、やみくもに問題を解いたり、TOEIC音声を聞いて、単語を覚えているだけでは、本質を押さえられず、時間と労力だけがかかってしまいます。
8-1 TOEIC学習で最初にやるべきこと
TOEIC学習で最初にやるべきことは、TOEIC試験の全体像とパターン把握です。
8-1-1 TOEIC試験の全体像を把握する
TOEIC試験の全体像を把握するためには、
- TOEIC問題内容
- TOEIC試験時間
- TOEIC各パートの問題数と形式
- TOEICの時間配分
などTOEIC全体を把握することでスコアに直結できる学習ができて、リスニングやリーディングのそれぞれの学習法や対策が見えてきます。
8-1-2 確実に点数が取れる問題パターンを把握する
その次は、TOEIC試験でよく出る問題のパターンを把握することです。
TOEIC問題は、読まなくても簡単に解ける問題からTOEIC初心者には難しい問題までパターンが存在します。
事前に出題パターンを想定しての対策を取っておけば、誰だってスコアアップします。そういった簡単な問題で点数を絶対に落とさないことです。
なお、確実に点数が取れる具体的な勉強箇所は『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』の各partを参照してください。
8-1-3 TOEICのひっかけ問題を把握する
TOEIC問題にはひっかけ問題が存在します。TOEIC初心者によくありがちですが、どうしても分からない時に何かの“ヒント”に頼ってしまいます。
それがひっかけのケースがあります。ヒントのように見せかけて、実はそうではありません。
このひっかけ問題を事前に把握しておけば、ひっかけの選択肢を除外する事で、三択問題なら二択になり、正解率は33%から50%に大きくUPします。
ひっかけ問題とパターン把握で点数がUPする可能性が確実に高まります。出題者側の意図を読み解き、ひっかけ問題を把握する学習が実力以上のスコアアップの実現することになります。
8-2 TOEICのリスニング力を上げる英語学習
上記までテクニック的な話しが多かったのですが、それ以外にもTOEICのリスニング力自体を底上げする必要があります。
8-2-1 TOEICリスニングで聞き逃しをなくす英語学習
TOEICのリスニング問題は何度もアナウンスされません。聞き逃してもアナウンスはどんどん先へ進んでいきます。
しかし、TOEIC初心者ほどリスニング時に聞き逃しが大量発生します。まずはこれを回避するための英語学習を行うことです。
(1)最初の部分の聞き取りを強化する
英語はヘッドイニシャル言語ですので、結論が先に来ます。つまり、重要な内容が最初に含まれます。
しかし、多くの日本人は最初の音を聞き逃すことで重要な内容が把握できず、TOEICでどんどん点数を落としてしまっているのです。
ですので、TOEICリスニング問題の音声を使うなどして、最初の重要な部分を頭から聞き取るトレーニングをすることです。
(2)全体音声を聞き取る英語学習
最初の重要な部分がわかると全体の意味が捉えやすくなりますが、細かい目的まで意味がわからない場合があります。
そこで全体音声を最後まで聞き取れる耳を作ることが大切です。全体を聞き取る力として、通常パターンであれば、初心者はディクテーション、中級者以上ならシャドウイングを行うことで効果を得られます。
それ以外にも、数当てによるトレーニング方法など『TOEICリスニングで突然スコアが上がる最短勉強法』で誰でも簡単にできるやり方も紹介していますので、併せてご参照ください。
8-3 TOEIC単語を攻略する英語学習法
TOEICの単語力を高めて、TOEICスコアアップに直結させる英語学習法をご紹介します。
8-3-1 レベル別で頻出単語を画像付英文で学習する
TOEIC単語を増やしながらスコアアップを目指したい人は、必ず出る単語を中心に、TOEIC600点、730点、800点以上と目標レベル別、パート別に分けて、例文とイメージ画像も一緒に吸収していくことです。
TOEIC頻出単語の学習については『TOEIC単語|高確率で出るPart別厳選306個の表現』で、目指すレベルや苦手なパートの表現を身につけていきましょう。
8-4 TOEIC文法を攻略する英語学習法
TOEIC試験の英文法は、ビジネス中心の内容のせいか文法を難しいと勘違いされる方が多いようです。
しかし、リスニングもリーディングも難しい英文法は全体の1%あるかないかです。残りの99%は誰でも簡単に身に付けることができるものばかりとなります。
よって、TOEIC文法を攻略してスコアアップを目指す人は、TOEICで頻出する簡単な英文法学習が一番の近道です。
簡単な英文法学習は『中学英語の文法14選』の記事で紹介している文法を参照してほしい。
8-5 TOEIC直前でスコアアップさせる英語学習法
TOEICテストの直前で何か月も勉強する時間がない場合、最低限のコツを使って実力以上にスコアをアップさせる英語学習が必要です。
そのためには、全パートにおいて、TOEIC試験を解くコツやひっかけ問題で確実に点数アップを実現させる対策が必要です。
8-5-1 各Partのパターン把握で正解率が上がる
例えば、TOEIC問題のPart1では、独特なひっかけに集中して聞くことで正解率を上げることができます。
そのためには、
- 写真にない名詞は不正解
- 類似発音は不正解
- 受け身の進行形
など、目立つ名詞や動作に最初に着目したり、何かの動作が現在進行中の表現といった不正解ポイントを知って答えから外していくことがスコアを上げるコツとなります。
Part2でもひっかけのパターンを把握することで、それに沿って答えを選択するのみでスコアアップが実現できます。
- 同じ単語でのひっかけ
- 類似発音のひっかけ
などの不正解パターンや、orがある設問では明確でない答えが正解になったりします。
8-5-2 問題の時間配分と解き方で正解率が上がる
例えば、Part7は長文読解になっているものの、全体を読まないことが最大のコツで、確実なスコアアップにつながります。
また、時間配分と解き方を知っていれば、多くのTOEIC受験者が時間が足りない中、各Partでしっかりとした時間配分が出来るので、最後の長文読解でも慌てる必要がありません。
TOEICのコツや直前対策の学習法については『TOEICコツと直前対策|すぐスコアアップする7つの方法』の記事で紹介しているので各Partの解き方とコツを見て、直前でも出来るコトをやってほしいと思います。
9 ビジネス英語を上達させる英語学習法
ビジネスで英語が必要な人もいると思いますが、ビジネス英語は日常会話と違って独特です。
9-1 ビジネス英語の学習で大切なこと
特にビジネス英語では、
- 丁寧な言葉を使う
- 短く端的にまとめる
- 相手を思いやる
など、敬語がなくてもTPOに応じた話し方やシンプルに好まれる表現で伝えていくことを大切になります。
9-2 ビジネスシーンで使う基本単語やフレーズから覚える
ビジネス英語を学びたい人は、仕事で必要に迫られている場合が多く、ゆっくり覚えている時間はない方も多いと思います。
その場合、ビジネスに必要な単語やフレーズに特化して覚えることです。
例えば、仕事上の会話、クライアントへの提案、社内外の人とのコミュニケーション、電話やメールはほとんどの業種で使います。
その場合、
- 英語での挨拶|英会話やビジネスでも使える厳選10パターン
- 英語で自己紹介|恥をかかない!厳選9つのポイント
- 英語での電話対応|ビジネス英会話で使う電話フレーズ21選
- 英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点
- 英語でプレゼンテーション|これで大丈夫!10個のポイント
などの記事内で解説しているようなビジネス英語の基本として、それらの表現をアウトプットできるようにしておくことです。
10 リーディングを上達させる英語学習法
英語のリーディング力を付けるためにも正しい方法があります。
10-1 長文が苦手な人の間違ったリーディング学習
長文が苦手な人は、英語を日本語にいちいち置き換えてしまうからです。
今までの学習のリーディングや長文読解というと、おそらく辞書を片手に、分からない単語が出てくるたびに調べてはノートに書きとめ、地道に和訳する作業を繰り返していたはずです。これは頭が痛くなりますし、非効率な学習です。
10-2 1つ1つの単語を読まずにリーディングを理解する学習法
では、1つ1つの単語を読みこまずに長文を理解するにはどんな学習法がおススメなのでしょうか?
その鍵は「英語のイメージ化」です。
これまでの記事などでも単語のイメージ化の重要性をお話ししてきましたが、長文もいちいち和訳せずにイメージ化すれば、単語などの細部にとらわれずに理解できます。
そして、リーディング力をつける最も簡単な勉強法がオーバーラップ法です。
10-3 オーバーラップ法による英語学習
オーバーラップ法の手順は下記のとおりです。
10-3-1 まずは日本語で書かれたものを読む
まずは自分の好きなジャンルを日本語で読みます。これはスポーツでも政治でも経済でも何でも構いません。そのジャンルの日本語で書かれた新聞を読みます。
10-3-2 その場面をイメージ化する
そして、日本語の内容からその場面をイメージ化します。
10-3-3 同じような関連記事を英語で読む
イメージ化できたら、次は、同じ関連の記事を英語で読みます。この方法であれば英文をいちいち日本語に訳さなくても、英語を英語のままに近い感覚で理解できます。
10-3-4 オーバーラップ法で起こる英語予測力
このトレーニングを1週間程度続けていると、まずは、繰り返し出てくる単語に気づきます。
例えば、サッカーの記事なら「ゴールを決める」は英語で「net the goal」です。サッカーの記事を読み続けると、これらの単語が何度も出てくることに気づくはずです。
そして、読み続ける中で「この単語はひょっとしたらゴールを決めるという意味なんじゃないかな?」という感覚がつかめてきます。
10-3-5 感覚が出た後に英和辞典を見る
そうした感覚が出てきたら、ここではじめて「英和辞書」を引いてみてください。ここで辞書を使うのは、あくまでも確認です。
10-4 ドンドン英語予測する力が備わる
この方法を続けると「やっぱりそうだったか」という場面が増えてきます。つまり、英語を英語のまま意味予測する力が備わり、「だいたいこんな意味かな」と思って調べた単語が当たる頻度が増えてきます。
こうなれば、頭の中の「英語回路」は確実に完成に近づいていきます。
すべての英単語の意味がわからなくても、文章全体が理解できるようになってきます。
10-5 興味があるジャンルからトライする
まずは興味があるジャンルから始めてみましょう。そして、徐々に他のジャンルの記事にも手を広げてみることです。
10-6 英字新聞による英語学習をしたい場合
英語初心者で英字新聞にチャレンジしたい場合は、ハードルが高いと感じる人に『英字新聞|初心者でも英語が上達!5つの「コツ」とメリット』で、英字新聞の記事構成の解説や英字新聞の活用方法からコツを簡単にまとめています。
11 英作文や日記でライティング力を上達させる英語学習法
英語で日記を書いたり、英作文などでライティング力を上達させたり、アウトプットできる会話力を伸ばしたい人の英語学習のコツをご紹介します。
11-1 自分のレベルに合った所から始める
英語が苦手な日本人は「英語で日記を書くなんて難しそうだ!」と思ってしまいがちですが、そんなに難しく考える必要はありません。
まずは自分のレベルに合う所から無理なく始めることです。
11-2 簡単に英語日記、英作文を作るコツ
11-2-1 最初はネイティブの簡単な真似をしてみる
英語の日記といっても、最初から難しいことを書く必要は全くありません。ネイティブの書き方を真似するだけで構いません。
天気のこと、今日は何の日か、今日会った人、行った場所、今の気持ちなどすごくシンプルな表現で書き始めてみることです。
最初は真似ることです。真似て、それを自分のものにしていくその繰り返しが英語上達への早道です。
英語で日記を書く例文集のサンプルは『英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』の記事の中にありますのでそちらも日記を書くときに活用してください。
11-2-2 簡単な基本文に足していく
簡単な基本英文が書けるようになったら、少し表現を足していきます。
例えば、「I had a lunch.(私はランチを食べました。)」という簡単な文を作ったら、場所、人、物などの表現を一つ足してみることです。
- 場所を足してみる → I had a lunch at a Mexican restaurant.
- 人を足してみる → I had a lunch with Mike.
- 食べた物を足す → I had tacos for lunch.
このように、ちょっと足すだけで表現が広がります。
11-2-3 必ず英作文は読み直すこと
最初は簡単な英作文を作るだけでも良いですが、慣れてきたら必ず読み直して不自然なところがないかを確認しましょう。
自分事として書いているため、確認するだけのちょっとした時間でも英作文力やライティングスキルを高められます。
11-2-4 英語の日記を添削してもらう
英語の日記を書くだけでも英語力アップになりますが、もし、可能な場合はネイティブやプロの英語講師に添削してもらうことです。
全てじゃなくても気になる部分だけでも指摘してもらえると、脳への浸透が深まります。
まとめ 正しい英語学習かつ楽しく継続できる方法で始めること
英語ができない人ほど最初から欲張ってあれもこれも頑張ろうとします。
ですが、結局勢いだけで続かないケースが多々あります。
何十年も英語ができない日本人が英語を上達させるためには、正しい英語学習法を知った上で、自分でも継続できて楽しめる方法で始めることです。