ライフハッカー編集部 - iPhone,こころ,スマートフォン 10:00 PM
iPhoneが急に遅いと感じる現象には2つの原因が
この数週間でiPhoneの動作が少し遅くなったと感じていませんか? それは思い込みかもしれませんよ。今回は、この現象について、Google Trendsのデータを用いて説明します。
古いiPhoneでは、新しいiOSの動作が重いことがある
上掲のチャートは統計ポータルサイト「Statista」に掲載されているもので、「iPhone slow」というキーワードでの検索数をグラフ化したものです。検索数が、新しいiPhoneがリリースされる前に激増しているのがわかりますね。一方で、検索数は比較的短期間で一気に下落します。このことから、iPhoneが突然遅くなる現象の原因を2つ考えることができます。
まず、Appleはいつも新しいiPhoneのリリースと同時に新しいバージョンのiOSをリリースしますが、古いiPhoneでは動作が遅い場合があります。あなたのiPhoneがかなり古いのであれば、iOSのアップデートを遅らせるのも悪くないでしょう。しかし、これだけでは検索数が急激に下落することは十分説明できません。他にも要因があるはずです。
遅いと思い込みたい心理が働いている
新しいiPhoneがリリースされると知ったら、古いiPhoneが不十分に思われるようになり、動作が遅いと感じてしまうのではないでしょうか? そうすると「自分のiPhoneは最近とても遅いし動作が重いので、新しいのを買わなくてはいけない」というように新しいiPhoneの購入を自分で正当化しようとするかもしれません。もちろん、新しいiPhoneを買うことは悪いことではありませんよ(特に、あらかじめそう決めていたのなら)。でも実際には、あなたのiPhoneは思っているほど遅くなっていないのではないでしょうか。
The "Slow iPhone" Phenomenon | Statista via Business Insider