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FIFAが会長立候補のチョン氏を調査へ10月7日 8時05分
FIFA=国際サッカー連盟の会長選挙に立候補を表明している、韓国のチョン・モンジュン(鄭夢準)元副会長が、2022年のサッカーワールドカップの招致を巡って不適切な行為があったとして、FIFAの倫理委員会の調査の対象となっていることが明らかになりました。元副会長は不適切な行為を否定しています。
FIFAのチョン・モンジュン元副会長は、6日、ソウルで記者会見し、カタールが開催国に決まった2022年のサッカーワールドカップの招致を巡り、不適切な行為があったと、FIFAの倫理委員会から通知を受けたことを明らかにしました。
それによりますと、招致活動に合わせて、チョン氏が国際サッカー基金の設立に言及したことが、招致を目指した不適切な働きかけに当たるとしていて、FIFAの倫理委員会はチョン氏に対し、19年間の活動資格停止の制裁措置を取る方針だということです。
これについて、チョン氏は、「こうした活動を禁止するFIFAの規定はない」などと主張し、不適切な行為を否定したうえで、倫理委員会が開く聴聞会にも出席しない意向を明らかにしました。
さらにチョン氏は、「今回の措置は、私のFIFA会長選挙への立候補を阻止するためのものだ」と述べ、FIFA側の対応を批判しました。
それによりますと、招致活動に合わせて、チョン氏が国際サッカー基金の設立に言及したことが、招致を目指した不適切な働きかけに当たるとしていて、FIFAの倫理委員会はチョン氏に対し、19年間の活動資格停止の制裁措置を取る方針だということです。
これについて、チョン氏は、「こうした活動を禁止するFIFAの規定はない」などと主張し、不適切な行為を否定したうえで、倫理委員会が開く聴聞会にも出席しない意向を明らかにしました。
さらにチョン氏は、「今回の措置は、私のFIFA会長選挙への立候補を阻止するためのものだ」と述べ、FIFA側の対応を批判しました。