大阪は晴れ
今日は体調がさほどすぐれない。それでも、日本をよくするために書き続ける。
私はアベノミクスを評価している。以前の自民の政権は、あきらかな政策ミスがいくつかあった。円高の是正ができてない、とか。それがない。今は、安倍首相は高齢者医療費を下げること。それをしない点くらいだ。その他はTPPも集団安保も私の思っていたより、相当うまくこなした。こんなに不満が少ない政権は、はじめてだ。私にとって重要な電波犯罪の告発をしないから、合格点はあげない。
南京の虐殺は嘘だけど、それが世界記憶遺産になった。これは歴史が明らかになると、中共政府が恥をかくだけ。共産主義の暴虐の記録とともに、この記憶も消えてゆくのだろう。きっと。
ユネスコへの支援は減額しよう。政治圧力は国連機関に金銭的にかけるものだ。自らの利益とならないことに、自らを害する者には支援しない。それが国際外交の常識である。それをしない人物は国益を損する。
『地方は消滅しない』(上念司 宝島社)の感想
立ち読みでざっと読んだ。地方消滅論の嘘を統計で明らかにしていた。過疎地の人口が少なくなると、市町村合併する。すると財務はよくなるのが普通と。そんなことがあった。
この本の最も大切なこと。地方活性化の切り札として、作られた駅前商業ビルがすっからかん。駅前の繁盛につながらず、逆にさびれる。地方財政の負担となっている。そんな新しい社会問題の告発だ。
青森の駅前ビルは補助金で建てられた。が、西武百貨店は出店をやめ、一部は図書館として利用。テナントは入ったが客が集まらない。青森市は赤字を埋めるために、毎年補填する。地方都市の重荷となっている、という。
こういう集客見込みが外れ、閑散とした大型商業施設を彼は『墓標』と呼ぶ。
箱物は、小さな村に過大な体育館や公民館を作る件は以前からよく知られている。箱物は、今や地方都市の商業ビルもあてはまるようだ。また、駅前シャッター街はもう商売する気がない。だが、郊外のイオンなどは繁盛して、客足が絶えない。
人が集まり栄える場所は、時代で変わる。地方では駅前や商店街はもはや人々が集まる所ではない、ということだろう。地方は車社会となったからだ。その変化を報告するものだろうか。それとも、駅前ビルも箱物はもういらない、という告発だろうか。
彼は採算性を問題視した。が、私は都市開発が大きな問題になりつつあると感じた。人々の関心は社会経済から、都市論にうつってきたのではないか。なぜなら、都市の欠陥を『墓標』として彼はより強く意識する言葉を用いたからだ。このようにして、人々は都市問題への関心を増してゆく。
都市郊外育ちの私は郊外より、駅前のほうがよい。駅周辺に、役所と図書館、文化施設。駅中心に商業施設を集める。それがよい。
これに対抗するのが、大型店舗の郊外店だ。駅前開発が失敗して、駅前が住居となるならば、郊外に新しい繁盛スポットができるだろう。が、全体的には、駅前は人が最も集まる場所だ。だから、駅を中心とする町並みが、一般的だ。
今しばらく郊外店と駅前開発のどちらが優れているか? そういう熾烈な争いが続くだろう。それが決着する時に、方向が定まるだろう。それが新しい都市の方向性となる。その時に、イオンなど郊外の大店は駅前に戻るような施策が必要となるのではある。
この本には、新しい潮流がかいま見える。
19,発達心理と年齢 まとめ
社会期までは1段階は3年だ。
空間期 21-25歳頃
社会期 18-20歳
理性期 15-17歳
知性期後期 12-14歳
知性期前期 9-11歳
感覚期後期 6-8歳
感覚期前期 3-5歳
それ以前すべて 0-2歳
これは意外と正しいと思う。現時点の私の検証法では。人間には6つの精神パターンがある。
本日の被害
体が朝からだるい。1992-98年頃の症状と同じ、だるさ。それで元気がない。
以上