辺野古承認、13日取り消し 沖縄知事、国は対抗措置へ 【共同通信】
米軍普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸部=8月、沖縄県名護市(共同通信社ヘリから) 沖縄県の翁長雄志知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を13日に正式に取り消す方針を固めた。県幹部が11日明らかにした。翁長氏は13日午前10時から県庁で記者会見し、発表する。 今秋の本体工事着手を目指す政府側は、速やかに対抗措置を講じる方針だ。辺野古反対を掲げる翁長氏が昨年12月に知事に就任して以来続いてきた双方の攻防は、重大な局面を迎える。 翁長氏と県幹部らは11日、顧問弁護士を交えて段取りを協議した。翁長氏は13日午前に承認取り消しに関する通知文書を決裁し、県の担当者が工事主体の沖縄防衛局に届ける。 |